●お金の管理は「把握」することが大切

本を読む男性
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お金を貯めるうえでも、使ううえでも、自分でお金の流れが把握しやすいことが大だと倉田さんは言います。

「クレジットカードも複数持っているならひとつにまとめたほうがオススメです。1か所ならスマホの画面で確認できるので。複数になると頭の中で確認しなくちゃいけなくなるし、面倒なんですよね。家計簿をつけるにしても、やっぱり紙だと大変。マネーツリーなどアプリを使うなら紐づけやすいので、キャッシュレスのほうが利便性が高いんじゃないかと思います。

家計をスマホで管理
※画像はイメージです

ただ、紙にせよアプリにせよ、基本は自分がどれだけ使ったのか、どれだけ貯まっているのか、をわかりやすく把握しておくことが大切です。貯めるにしても、管理するのが難しいもの。貯金用としてひとつ口座をつくって入金をしていって、そちらには手をつけないルールをつくれば、放っておいてもお金は貯まります

そして、ライフプランも考えて、将来的にいくらお金が必要なのか考えることも重要。

「ライフプランを考えたときに子どもが5年後はいくつになって、どれぐらいのお金が必要だから今からどれぐらいの金額を貯金しなければならないのか、夫婦で話し合って計算していくのがいいですね。ただ、ライフプランはどんどん変わるので、その都度を更新するのがいいと思います。現状から予測できるライフイベントを表に書き出して考えていくと分かりやすくていいですよ」

●世代で変わりつつあるお金への意識

最近では、小学校に「お金」の講義をしにいくこともあるのだそう。早い段階から勉強させたいと考えている親御さんが多いようです。

「話をしに行ってみると、意外とすでに基礎知識があるんですよね。間接税を知っていたり。親御さんが教えているのかな。そうやって子どもと一緒にお金のことを勉強するのもいいですよね。好きな雑誌のマネー特集を見てみるのもいいですし、僕はテレビ東京のWBSが好きですね。マネーというよりは世界経済みたいなことが多いですけど、やっぱり役に立ちますし」

笑顔の男性

さまざまなお金の質問に戸惑うことなく即答してくださった倉田さんの今後のライフプランについてお聞きしてみました。

「とくに立ててないです。結婚したら多分考えると思うんですけど、その予定がないので急いでいます。今後の目標としては……世界平和ですかね。あとは恋人にぜいたくさせられるぐらい、所得を伸ばすことですかね。愛する人をまず見つけなきゃいけないですけど(笑)」