グリーンを飾るとき、買ってきたままのプラスチックの鉢カバーだと、ちょっと味けないもの。
「かわいいグリーンがあると家が一気にすてきになるので、見た目がチープにならないように、鉢カバーも工夫しましょう。意外な素材がおしゃれに見えることも。また、飾り方にもちょっとしたコツがあるんです」と語るのは、ライフオーガナイザーの森下純子さん。
今回は、インテリア性が高い鉢カバーと飾り方のポイントについて詳しく教えていただきました。
インテリアになじむおしゃれな鉢カバーは、色味と置き方がポイント!
●収納にもなる紙製の鉢カバー
おしゃれに見える鉢カバーのポイントは、素材感。
紙のやわらかい雰囲気をそのまま残した、耐水性のある障子でできている鉢カバーをかぶせました。破れにくくてとっても丈夫です。
紙だけに、折り返すことができるので、グリーンの高さに合わせて調整が可能。黒を使うと、和の雰囲気にも。
ちなみに、鉢カバーだけでなく、ダイレクトメール入れにするなど、いろいろなシーンで使えるのも便利。わが家では、リモコン入れとしても使っています。
●さびた缶のカバーでおしゃれに演出。オブジェは色味を合わせて
古びた素材はインテリアで絵になる素材。ここでは、さびたブリキ缶をグリーンのカバーに使用しています。
安いグリーンの鉢を入れるだけで、一気にアンティークな雰囲気になりました。
もしグリーンだけだと少し寂しい感じがする場合には、雑貨やオブジェを一緒に飾ってみましょう。
選ぶ際のポイントは、鉢カバーと同じ色味のある素材。写真で言えば、カボチャのオブジェの銅色が鉢カバーとリンクしています。
また、ガラスビンは置くだけで雰囲気が出るので、ぜひ加えてみましょう。
●背の高いものを真ん中に。三角形をつくるとおしゃれにまとまる
グリーンを飾るときには、置き方にもひと工夫するとかっこよくまとまります。飾るときには三角形を意識して並べてみましょう。
そうすると、目線が安定し、インテリアのフォーカルポイント(視線が集まる場所)がつくれて、おしゃれさがアップします。
●鉢カバーをさらに収納グッズにも応用してみよう
鉢カバーをほかの用途に使ってみると、意外と暮らしになじんでおしゃれになることも。
たとえばブリキ缶だったら、ペン立てとして使ってみても。グリーンをほかの鉢カバーにしたときや、お部屋の気分を変えたいときに、用途を変えて収納としても使ってみましょう。
かわいい鉢カバーを見つけたら、収納としての用途も考えながら選んでみると、おもしろい発見があるかもしれません。お部屋のインテリアスタイルに合わせて楽しんでみてください。