忙しい日も、フライパンさえあれば絶品のおかずが簡単につくれます! 今回は、おもてなしやイベントにもおすすめな、道具も手間も最小限でつくれるごちそうメニューをご紹介。食材の組み合わせ方や味つけのヒントも満載です。
食卓が盛り上がる映えメニューなアクアパッツァ
魚介とトマトのうま味を存分に引き出した圧巻のフライパン蒸し煮! 煮汁をたっぷり吸ったカブも絶品です。
●アクアパッツァ
すべての画像を見る(全6枚)うま味のつまった具材がたっぷりで、抜群の満足感!
材料(4人分)
- サワラ(切り身) 4切れ
- アサリ(殻つき・砂抜きしたもの) 200g
- カブ(葉つき) 1個
- ミニトマト 8個
- オリーブオイル 大さじ3
- ニンニク(薄切り) 1かけ
- ケイパー(あれば) 小さじ1と1/2
- オリーブ(緑) 8個
- イタリアンパセリのざく切り(あれば) 4~5本
※なければパセリのみじん切り大さじ2で代用可 - 白ワイン 大さじ1と1/2
- オレガノ(乾燥) 小さじ1
- 塩、コショウ 各少し
【つくり方】
(1) サワラは表面の水気をふく。カブは葉を切り落とし、8つにくし形切りにする。葉はざく切りにする。ミニトマトはヘタを取って半分に切る。
(2) 鍋にオリーブオイルとニンニクを入れて弱めの中火にかけ、少し色づいてきたら(1)のミニトマトとケイパー、オリーブ、イタリアンパセリの半量を加えてさっと炒める。
(3) (1)のサワラ、アサリ、(1)のカブ、白ワインを加え、サワラの身の半量まで水を注いでフタをする。中火で5~6分煮てアクが出たら取り除く。オレガノ、(1)のカブの葉、残りのイタリアンパセリを加え、味をみてたりなければ塩、コショウでととのえる。
[1人分300kcal]
<ポイント>
だし汁を使わず、水で蒸し煮にするのがアクアパッツァの特徴。サワラの身の半量まで水を注ぎ、フタをして素材のうま味をとじ込める。
<おいしさアップのワンポイント>
魚介類と相性がよいケイパーをプラス。特有の香りとピクルスのような酸味がアクセントになり、味にメリハリがつく。魚介の臭み消しにも。
●スティック状で食べやすいひき肉とクリームチーズの春巻き
スパイシーな香りがふわっと広がり、ひと口目から夢中になるおいしさ! 具を炒めずにつくれるのも◎。添えたミントと一緒に食べるとさわやかなアクセントに!
材料(4人分)
- 春巻きの皮 12枚
- 豚ひき肉 300g
- 溶き卵 1個
- クミンシード 大さじ1
- A[ゴマ油小さじ1と1/2 シナモンパウダー、塩各小さじ1/2 粗びきコショウ(黒) 適量]
- クリームチーズ40g
- 小麦粉、水 各少し
- 揚げ油 適量
- ミントの葉 1パック
【つくり方】
(1) ボウルにAを入れてよく混ぜ、小さく切ったクリームチーズを加えて混ぜ合わせる。
(2) 春巻きの皮を広げ、12等分した(1)を細長くのせる。手前と左右を折り込んでくるくると巻き、巻き終わりに水で溶いた小麦粉を塗ってとめる。これを計12本つくる。
(3) 揚げ油を170℃に熱して(2)を入れ、キツネ色になるまで揚げて油をきる。器に盛り、ミントを添える。
[1人分378kcal]
<ポイント>
春巻きの皮に肉ダネを細長くのせ、食べやすいスティック状に。隙間がないようにきっちり巻くとカリッと食感よく揚がる。
<おいしさアップのワンポイント>
カレーのスパイスとしておなじみのクミンシードで肉ダネを風味づけ。少し加えるだけで一気にエスニック風の味わいに。
ESSE5月号の「毎日の簡単おかずから、おもてなしのごちそうまで! フライパン&ボウルひとつで手間ゼロおかず」では、フライパンでつくれる絶品メインおかずのほか、ボウルでサッとつくれるサラダや副菜のレシピを紹介しています。ぜひチェックしてください。