卵とバターを使わないパン教室「toiro(トイロ)」を主宰する幸栄さんの暮らしのエッセー。2人の娘をもち、簡単につくれるおやつや、だれでもまねできるインテリアアイデア、家事を楽しくする方法など、なにげない暮らしを楽しむコツが人気の幸栄さん。 今回は、プチプラでも食卓のセンスが上がるアジアのキッチン雑貨の魅力を教えてもらいました。

幸栄さん
すべての画像を見る(全6枚)

 

関連記事

40代は無理をしないで楽しむ。子どもの成長で変わる暮らしともの選び

雑さのなかに味わいがあるアジアの器たち

アジアン食器
アジアの洋服屋のなかに少しだけ置いてある雑貨類にも、思わぬ掘り出しものがあります

昔からアジアン雑貨屋さんへ行き、小物を発掘するのが大好きです。20代のころは小物やお香、アクセサリーなどをよく探し集めていましたが、母親になってからはもっぱら器やカトラリー、布類を購入することが増えました。

きれいな器はもちろんすてきで気持ちがいいものですが、雑さのなかに味わいもあるアジアの器たちも同じくらい大好きです。そのなかから最近購入した、登場頻度のとても高い小物を紹介します。

●1枚1枚の模様が違うソンベ焼きの小鉢

ソンベの小鉢

最近出会ったものはどれも小さなものばかりなのですが、そのなかでも、代々木公園近くの雑貨屋さんで見つけて一目ぼれをした、「ソンベ焼きの小鉢」。1枚400円くらいでした。

中の模様を見ていただきたいのですが、どれも模様が違うんです! 薄かったり濃かったり、ちょっとずれていたり…。こういうのもアジアの器の魅力の1つです。好きな柄を5枚選んで、連れて帰ってきました。

使い道は、タレ類はもちろん、おひたしやおつけものなど、ちょっとした副菜やおつまみを入れるのにとってもいいサイズで登場頻度はかなり高めです。

●1枚100円の小ぶりの器

小ぶりの器

この小皿は、東京都下のベトナム屋さんでごはんを食べたとき、雑貨も売っていたのでそこで買って帰りました。値段は100円と安すぎたので、よく覚えています(笑)。

お刺身のときにお醤油を入れたり、餃子のときにタレなどを入れたりして使用しています。調味料類を注ぎ入れるのにぴったりな、小ぶりなかわいい器です。