「貯めたい!」という気持ちがあっても、なかなか実際に貯金をすることは難しいですよね。家計改善コンサルタント・アドバイザーの高木瞳さんも以前は貯金が苦手でしたが、試行錯誤のうえ、貯まっていくことを楽しめるようになったのだとか。今回は高木さんに「効果があった貯金法」について教えてもらいました。
貯金が苦手、カツカツ家計でも100万円貯められたワケ
すべての画像を見る(全5枚)独身の頃からずっと「貯金0円」だった私は、結婚してからも口座にあるだけ使ってしまってまったく貯金が続きませんでした。家計もカツカツなのに子どもが生まれ…いよいよなんとかしなきゃと試行錯誤し、余裕がないなかでも100万円貯金することに成功し、貯金が「苦しいもの」から「楽しいもの」に変化しました。
今回は最初に100万円貯めることに成功したときに、効果があった方法6つをご紹介します。
●効果のあった方法とは?
実際に試してみて、効果のあったものは以下の6つです。
(1) なにがなんでも先取り貯金
(2) 少ない額でもあきらめない
(3) 貯金と支払いの口座を分ける
(4) 臨時収入は見ないふり貯金
(5) 還付金も貯金
(6) 入れやすく出しづらい環境づくり
それでは、1個ずつ説明していきたいと思います。
●1:なにがなんでも先取り貯金
「残ったら貯めよう」という考えは、あるだけ使う私にはそもそも無理でした。どこでも見かけることですが、やっぱりなにがなんでも先取り貯金! 少額でも先に貯金を確保して、残りのお金で生活することが成功のカギです。
●2:少ない額でも諦めない
カツカツだったわが家は、先取りなんかしたら生活が成り立たない家計で、「こんな少しじゃ、貯めても焼け石に水!」と最初から諦めていたから貯まりませんでした。
大事なのは毎月貯めるのが当たり前という習慣です!「貯めぐせ」を手に入れることが、いちばんに重要なだと気づきました。
●3:貯金と支払いの口座を分ける
貯まらなかった頃は、支払い口座にボーナスも児童手当も入れっぱなしでした。
貯金専用口座に自動的に児童手当が入るようにし、ひたすら貯まるだけの口座にしたら、下ろすことがもったいなくなり、増えていくばかりなのでモチベーションが大幅アップ! 単純な方法ですが、パッと見て成果が実感できるのが大切でした。