Case3.諦めないで!コンパクトなスペースにも、大人の工作室はつくれる
すべての画像を見る(全16枚)リビングに坪庭を眺める畳コーナーをつくり、季節ごとに姿を変える落葉樹を楽しんでいる、こちらのお宅にも大人の工作室があります。
この写真にも映っていますが、わかりますか?
それは、畳コーナーの隣にあます。この細長い、イスよりちょっと広い幅しかない部屋が、夫の書斎兼工作室です。
プラモデルをつくる趣味の部屋として使っていましたが、テレワークを始めてからは仕事場と兼用。パソコンのモニターにアームを取りつけ、限られたスペースを有効活用できるようDIYしました。
コンパクトな空間に、お気に入りのものが楽しげに並んでいます。
小さくても立派な大人の工作室です。
設計:井上 玄(GEN INOUE) 撮影:中村風詩人
Case4.狭いマンションでは、LDKの一画を趣味のスペースにする方法も
こちらは、専有面積約53㎡というコンパクトなマンションで、大人の工作室(スペース)をつくった例です。
住み慣れたエリアで53㎡の中古マンションを購入した建主は、リノベを決行。
リビングの一角に大人の工作室みたいな、ワークスペースをつくりました。ワークスペースの壁は有孔ボードで仕上げ、ギターをかける専用フックや、上部にはオープン棚も。
ワークスペースの壁には、よく使うものやお気に入りの雑貨などを飾りながら収納。その上部にはワイドスパンの棚を設置し、本や趣味の道具などを収めています。
夫婦共通の趣味は音楽。壁にはギターをかけるための専用フックを設置して、気分によってギターを気軽にチェンジしながら楽しんでいます。
「気分によって、好きなギターを飾れるのがいいですね。ここで作曲をしたり、プラモデルを組み立てたり、好きなことを満喫しています」と夫はワークスペースに大満足の様子です。
設計・施工:インテリックス空間設計 撮影:小川 聡