●いざというときに見つからないものの代表格、筆ペン
ボールペンのほかにも、大量に持っていたのを少数精鋭に絞ったものがいくつかあります。
たとえば、「いざ使おうと思ったときに見つからないもの」No.1が筆ペンでした。
結婚式にお呼ばれした際にご祝儀袋に文字を書こうとして探すと、いつも見つからないのです。探し出せずに結局コンビニで新しいものを買って、あとから見つかるということを繰り返して、気づけば何本も筆ペンを所有してしまっていました。
思えばこれも、複数持っているがゆえに定位置が決められず、そのときどきで戻す場所がまちまちなために家中に分散して置いてしまい、いざというときに見つけられないという罠。
数を減らして定位置を決めて、覚えられなければ写真に撮って収納の地図をつくっていくことで解決しました。
おかげで、見つけられないために買いたすという無駄な出費がなくなり、小さな節約になりました。
いざ使おうと思ったときに、ちゃんと見つかる。こうだろうと思った書き味で毎回書ける。これが日常生活においていかにラクかを思い知りました。
こういうささやかな利便性の向上が、小さな暮らしのメリットだなと思います。