通路も兼ねるクローゼット
すべての画像を見る(全15枚)リビングと夫の部屋をつなぐウォークスルークローゼット。通路を兼ねることで、限りあるスペースを有効活用しています。
「部屋に洋服を置くと狭くなる」と考え、家族の洋服はすべてウォークスルークローゼットに収納しています。
夫の趣味部屋も兼ねた個室は、こぢんまりとした隠れ家のような空間。本やCD、カメラなど、夫の好きなものがぎゅっと詰まっています。
「この狭さがいいんですよね」と夫は大満足。ベッド側の壁は、リュックなどの収納に活用しています。
廊下から窓まで、視線は一直線
廊下にはルーバー扉つきの収納を設けました。靴やオモチャ、季節家電などをまとめてここに収めています。「廊下を通路として使うだけではもったいないので、収納場所として活用しました」(夫)。
キッチン横にある壁の一部をくり抜いたことで、玄関からキッチン、バルコニーへと一直線に視線が伸びます。キッチンで作業をしながらでも、帰宅した家族に「おかえり」の声が届きます。
キッチンや建具、子ども部屋の木枠の窓など、こだわりをすべて形にしたら、予算よりも200万円ほど費用がオーバーしたという鈴木さん夫妻。
「10年前後で消えてしまうことも多い飲食店に比べて、住まいの命はもっと長い。だから妥協せず、納得のいく空間にして長く住み続けたい」。そう考えて、理想を貫き通したことで、料理も、日々の暮らしも楽しめる住まいができあがりました。
間取り(リノベーション前後)
リノベーション前
リノベーション後
設計・施工 インテリックス空間設計
創業から累計で2万4000件超えのマンション専門のリノベーション会社。知識と経験が豊富なスタッフが物件探しの段階からサポートするワンストップリノベも人気。東京・青山リノベーションスタジオでは、さまざまなリノベーションのアイデアに触れることができる
※情報は「リライフプラス vol.42」取材時のものです