リビングの壁面・天井のペイントDIYをいざスタート!

ここからは、リビングの壁紙をはがしたあとに、「ピンク×ネイビー」の個性的なカラーリングにチェンジした工程と、使用した道具や塗料などを紹介します。

 

●塗装に必要な材料は、ホームセンターで購入

「養生資材(マスキングテープ、マスカー)・下塗り剤・塗装剤・バケット ・ハケ・塗装用ローラー・ヘラ・ハサミ」を用意しました。

筆者の場合は、以前もペイントDIY経験があり、必要なものはほぼホームセンターでそろえました。しかし最近では、バケットやハケなどは100均でも購入可能なので、初挑戦の方は、まず手頃な材料で試してからでもいいかもしれません。

 

●使ったカラーはフラミンゴピンク×ネイビー

下塗り剤&塗装剤
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塗料は、ほかの部屋にも使用するつもりで、大容量15L・3万円程度の水性タイプを購入しました。カラーは、さまざまなサンプルを取り寄せて比較し、理想のフラミンゴピンクに決定。

リビング全体をピンクにすると甘くなりすぎそう…と考え、引き締めカラーとして家にあったネイビーの塗料を、部分的に合わせることにしました。

方針が決まったら、塗装の準備をして、塗装開始です。

 

●STEP1:塗装しない部分は養生する

壁を養生した状態

塗料を塗りたくない部分を隠すための養生からスタートです。養生にはもっとも時間がかかりましたが、養生がしっかりできていれば、塗装がはみ出すことなくきれいに仕上がります。

面積の広い部分には、画像のようにマスキングテープと養生シートが一体化したマスカーで養生。ドアの周りなど、細かな部分にはマスキングテープを使用しました。

 

●STEP2:壁と天井に塗装する

養生が完了したら、塗装です。

筆者の場合は、壁紙をはがしているため、下塗り剤を塗って1日乾かしてから塗装スタート。下塗り剤は、7L・6000円程度で購入しました。

天井はロングのローラー、壁は通常のローラー、細かな部分はハケを使用。

 

子どものペイント風景

食器棚を置いて隠れてしまう部分の壁は、保育園児の息子たちにも協力してもらいました。子どもたちが塗りやすいように、大きめのハケを採用。

全体の塗装は、1度塗りしたあとに乾かして、再び別の日に2度目のペイントを行いました。

 

●STEP3:養生をはがしたら完成!

ペイント後のリビング

完全に乾いた状態で養生をはがすと、塗料まではがれてしまうそうなので、2度目のペイントが終わったら、半乾きの状態で丁寧にはがしていきます。

すべての養生をはがしたら、ペイントDIYの完成です。

 

 理想のカラーでアートが映える空間に変身!

塗装後の壁面アート

思いきってリビングの壁紙と天井を、ピンク×ネイビーの個性派カラーにチェンジしたら、アートも映える空間に仕上がりました。一見派手なカラーに見えるのですが、ピンクは温かみがあって優しい気持ちになれ、ネイビーが引き締めカラーとなり落ち着きもプラスしてくれます。

息子たちも一緒にペイントできたので、家族みんなで仕上げたというのもすてきな思い出になりました。

「海外のように複数のカラーを使った壁にしたい」「壁紙の色に飽きたからカラーチェンジしたい」なんて場合にも、ペイントDIYはぴったり。下準備さえしっかり行えば、子どもでもチャレンジできる簡単さも魅力です。

通常20畳の部屋のクロスチェンジは、約10万~15万円程度が相場のようですが、ペイントDIYなら5万円以内に収まりました。

 

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