家を建てるなら、楽しい場所をつくりたい!できれば、家にいながらアウトドアライフも充実させたいと思いませんか?今回は、家族や友人たちのための集いの場として、庭にバーベキュー台をつくった家を紹介します。バーベキュー台のサイズや素材、そしてキッチンとの動線を考えた設置場所は、こだわりがぎゅっと詰まっています。バーベキュー好きな方はもちろん、庭の活用法を考えている方も必見です。
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みんなの集いの場をつくりたい!と、庭にバーベキュー台を設置バーベキュー台は特注。こだわりは機能性とゆったり使える大きさ着工から 5日ほどで完成。費用は全部で70万円!設置して思わぬメリットも!夫の行動をも変えたバーベキュー台に感謝みんなの集いの場をつくりたい!と、庭にバーベキュー台を設置
筆者は夫婦ともども大勢で集まって、にぎやかにパーティをするのが大好き。家づくりをする際にこだわったのは、家族や友人たちを招いてワイワイと楽しめる家です。
家を建てる前は、夫はいつもおしゃべり専門で、みんなが集まっても準備や片づけなど、すべて筆者の仕事。いつも食事会のあとはヘトヘト。
そんな夫が、みずからできるおもてなし料理といえば、バーベキュー。ということで、夫たっての希望で庭にバーベキュー台を設置することに。夫いわく、私にラクをさせながらも、家族や友人たちのために、集いの場をつくりたかったのだそうです。
バーベキュー台は特注。こだわりは機能性とゆったり使える大きさ
バーベキュー台をつくるにあたりこだわったポイントは、以下の4つでした。
ゆったりバーベキューを楽しめるサイズ感
いちばんこだわったのは、できるだけたくさんの人数が囲めるサイズ感。250×130cmのバーベキュー台は、大人12、13人がゆったりバーベキューを楽しめます。このサイズに合わせてロングベンチもつくってもらいました。
火を起こす部分は底上げしていて、下部と横に風穴を設けているので火起こしが簡単にできます。
素材にこだわり、天板には大理石を使用
土台は丈夫な鉄筋コンクリート。足元には耐熱レンガを敷きつめました。
炭を置く部分には銅板を使用し、食事スペースとなる天板部分は大理石を使用。大理石の色味は、家の色合いに合わせた暖色系のブラウンをチョイスしました。
ステンレス製のフタで劣化を防止。火の始末も安心!
バーベキューを行わないときには、ステンレスのフタで火起こし部分をおおいます。雨や雪、台風などの強い風でもビクともしない厚みと重さのものをつくってもらいました。
フタがあることで、火の始末も安全にでき、雨風による銅板の劣化も防げます。
設置場所は、キッチンからの動線もスムーズ
室内のキッチンからリビングを通って、ウッドデッキを抜けた場所にバーベキュー台があります。キッチンからの動線がスムーズなので、食材や飲み物を運んだり、片づけしたりするのもラク。
友人たちもトイレなどに行く際、玄関に回らなくても、ウッドデッキから直接室内に入ることができます。
着工から 5日ほどで完成。費用は全部で70万円!
工期はバーベキュー台だけで約5日。徐々にでき上がっていく様子を見ているだけでワクワクしました。
費用は、バーベキュー台が約60万円、ステンレスのフタが10万円で、計70万円ほど。春から秋にかけての気候のよい時期には、毎週末のようにバーベキューを楽しんでいるので、けっして高くなかったと感じています。
設置して思わぬメリットも!夫の行動をも変えたバーベキュー台に感謝
バーベキュー台を設置していちばんうれしかったことは、夫が家事を手伝うようになったこと。バーベキューパーティをするときは、夫はすっかりバーベキュー奉行です。
バーベキューのために友人が集まるので、バーベキュー台回りの芝刈りや植物の手入れもしてくれます。
今では、火起こしから食材を焼いたり片づけをしたりといった、バーベキューの日の一連の作業も任せられるようになりました。
ときには、男性陣は庭でバーベキュー、女性陣はリビングで鍋パーティといった具合に、お互いが見える位置でそれぞれの時間を楽しむことも。
すっかりおもてなしにはまった夫は、現在バーベキュー台のすぐそばにDIYでピザ窯を製作中!夫がつくってくれる、できたてあつあつのピザが食べられる日を楽しみにしています。
家づくりにこだわりを取り入れることで、楽しい空間や時間が生まれます。そして人を喜ばせたり、成長させたりすることにもつながるのだな、と感じています。
人を家に招くことが好きな方や、バーベキュー好きな方は参考にしてください。