いちばんよかったのは、インテリアの一部に見えること

インテリアの一部であるアイランドキッチン
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リビングのドアを開けると、キッチンまで全体が見渡せるような、ひとつの大きな空間になっています。そのことを想定して、設計段階ではなるべく見た目がよく、生活感のないキッチンにしようと考えました。

キッチンの色を壁の色と同様、白で統一し全体に溶け込むように、キッチン回りも必要最低限の設備に。キッチンの存在感を抑えることで、家具のようにインテリアの一部としてLDKに溶け込みました。このことが、いちばんよかったポイントだと思っています。

 

弱点点と克服法1:丸見えになるオープンスペースは、花やインテリアで隠す

アイランドキッチンの最大の特徴は、オープンスなプランであること。このオープンさが生む不便さもあります。

急な来客時などに、片づいていないカウンターを見られてしまったら、せっかくのアイランドキッチンも残念な空間に。カウンターに散らかった食材や食器類など丸見えになるので、片づけないと!という気持ちを常にもっています。

 

カウンター前にいつも季節の花やインテリアを飾る

筆者宅では、正面から見みるとカウンターの調理スペースが丸見え。ですからカウンター前にいつも季節の花やインテリアを飾っています。

また100均で木材を買いペイントを施したボードを、まな板スタンドにして、シンク内の洗剤やまな板など、生活感を感じるものを隠す工夫をしています。しかし最終的には、片づけのモチベーションにもつながると、ポジティブに捉えるように。

 

弱点点と克服法2:収納問題は、背面カウンターとパントリーで解決

筆者宅のアイランドキッチンは、収納力のあるキッチンユニットを選んだので収納は問題なく使えています。それでも大きな調理器具や家電などは収まりきりません。

 

キッチン横につくったパントリー内部

そこで、毎日使う調理器具類はキッチンユニット内の収納に、使う頻度の低いものなどはパントリーに収納しています。

キッチン横につくったパントリーには食料だけでなく、ときどき使う調理器具や、大きな食器類などを置くスペースにも使用。生活していくとものが増えていきますので、容量の大きなキッチン収納ユニットを採用したり、パントリーのような収納スペースを確保したりしておくことが大事だと思います。

 

家電類は色を統一して背面カウンターに

調理で使う家電類を収納するのは大変。ですから、なるべく色を統一して背面カウンター上に置いています。また毎朝飲むコーヒーや紅茶類はあえてカウンターに置き、コーヒーをいれる際に使う道具なども、すべて一緒に収納できるよう小さな棚をつくり、見せる収納としました。

アイランドキッチンというオープンな空間を、すてきに見せられるように、鍋や食器を並べて楽しむと気分も上がります。

 

弱点点と克服法3:におい問題は、こまめな掃除と空気清浄機で対応

筆者宅の間取りはLDKとしてひとつの空間になっているので、魚料理やオーブン料理などした際にはにおいが部屋じゅうに充満してしまいます。

アイランドキッチンでも、もちろんダクトは天井からつるしているので、換気はできていますが十分ではありません。換気の設備も通常のものを選んだので、そこは後悔ポイントになると思います。

 

こまめにダクトを掃除

その後のにおい対策として、こまめにダクトを掃除し、キッチン横に空気清浄機を置いています。

最近では集煙能力の高い換気扇も販売されています。これから家を建てたりリフォームしたりして、アイランドキッチンにしようと考えている方は、この「におい問題」対策を、しっかり考え、設備を検討するといいと思います。

 

弱点点と克服法4:油はねは、簡易的なパネルとこまめな掃除で解消

アイランドキッチンの特徴として壁や仕切りがない分、コンロ回りの油はねが気になってしまいます。

 

市販のレンジガード

この問題を解決すべく、市販のレンジガードを使っています。使わないときはコンパクトにたたんで収納。また床にはビニールのキッチンマットを敷き、油が飛んだら、すぐにふくようにしています。

家を建てるなら絶対入れたいと思っていたアイランドキッチン。やはり実際使ってみないとわからないこともたくさんありました。しかし不便に感じることも、改善策を考え取り入れることで解消されます。

 

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