ついつい食べすぎてしまった年末年始。この時期に太った分をやせようとしても、そう簡単には元に戻らないですよね…。そこで、今回は料理研究家でダイエットカウンセラーのおにゃさんに「正月太りの解消法」について教えてもらいました。
年末年始で太ってしまった分を解消するためには?
年末年始で太ってしまい、体重がなかなか落ちない…。食べぐせがついて、おなかが空いていないのについつい食べてしまう。そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか? 私も実際太りましたし、私が主宰するダイエットコースでも、太ってしまったという方がたくさんいらっしゃいました。今回は、脱・正月太りの方法をお伝えしたいと思います。
●ポイント1:食べぐせを治す
年末年始でイベントがある場合は、自分の意思と関係なく、どうしても食べてしまいがちです。
人はくせがつくと、そのくせを元に戻すのに時間がかかってしまうものなのです。したがって、これまでは食べていなかったお菓子を毎日食べるようになってしまったり、おなかいっぱいまで食べるようになったくせを治す必要があります。
すべての画像を見る(全5枚)そこで、食べぐせを治すには、荒治療ですが、自分の好きなものは「置かない、近寄らない、買わない」がいちばんです。人間は弱い生き物です。好物が近くにあるのにがまんするなんて、なかなかできません(私には到底できません…笑)。
間食がやめられないと言っているのは、そこに食べたいものがあるから。なかったら食べないですみますよね。でも、どうしても食べたい…! 口寂しい…! というときは、甘いものではなく、それに代わる、のりやあたりめなどの食べても問題ないものを用意しておくことをオススメします。
・間食にオススメな食べ物その1:のり
私は口寂しいときには、味がついていない板のりを1枚食べています。のりにはタンパク質・食物繊維が豊富で、しかも1枚食べると、それなりに食べ応えがあり、お茶でも飲めば結構満たされるものです。
ただし、食べすぎは甲状腺機能低下症という病気(甲状腺ホルモンの分泌が低下し、無気力、皮膚の乾燥、むくみ、体重増加、便秘などを引き起こす病気)になる可能性がありますので、なんでも食べすぎはよくないですね。
・間食にオススメな食べ物その2:あたりめ
もう一つはあたりめ。あたりめは固いので咀嚼回数が増えて満腹中枢に刺激がいき、おなかも満たされます。私の主人は半年で11kgやせたのですが、口さびしさを解消するために、間食はあたりめが定番でした。よく噛んで2本くらい食べるのがオススメですよ。