キッチンは家事がラクにできて、さらに居心地もよいのが理想ですよね。そこで今回は、キッチンを快適にするためのこだわりを、料理家の飛田和緒さんに聞きました。

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こだわりは、ほんのわずか。私が台所に合わせていきます

6年前にリフォームした飛田家のキッチン。意外にも、細かい造作へのこだわりはなかったそう。

「作業台を少し高めにして、奥行きを広くしてと言ったぐらい。それ以外はほとんどおまかせです。10代からずっと賃貸暮らしだったせいか、家に合わせて暮らすのに慣れているんですよね。とはいえ生活しながら、気になったところを少しずつ改装しています」

キッチン
自分の暮らしに合ったスタイルにリフォームした飛田さんのキッチン
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もともとビルトイン食洗機が入っていた作業台下。「手洗いの方が早いので、外して引き出しを造作してもらいました」

灰汁とり

「間違って、家族に揚げ物用に使われてしまうと困るので(笑)」と、仕事道具のアク取りにはラップを巻いて目印を。

 

●こだわり1:まな板は重みのあるものが好みです

黒まな板

カウンターにずらりと並んだまな板。食材を切るほか、パンやチーズをのせて食卓に出すことも。「重みがある方が、安定感があって切りやすい。釜浅商店の黒いまな板は、汚れも目立ちにくいんです」

 

●こだわり2:調味料は小さいサイズを買っています

小さいサイズの調味料

調味料は350~500ml程度の小さなものを購入するという飛田さん。「以前は一升ビンで買っていました。とくにしょうゆは開封したてと終わりかけの味が少し違うので、小ビンを買うようにしています」

 

●こだわり3:こまめな掃除が大切。料理と掃除はセット

コンロの掃除

着古した衣服を小さく切ってまとめておき、容器にストック。「コンロの油汚れなどはすぐにこれでふき取って捨てればOK。こまめに手入れをすれば、大がかりな掃除をせずともきれいに保てます」