庭の工夫:見通しのよい柵にし、家の裏には砂利を!
窓だけでなく、庭も防犯を意識したつくりになっています。
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写真は筆者宅の庭です。愛犬が遊べるようにと芝を敷き、ドッグランにしました。こちらも、家を建てる前に防犯的にどうなのかと、ハウスメーカーの担当者に相談しています。
あき巣は、見とおしのよい庭や、手入れがされて片づいている庭などを、イヤがるそうです。そのため、ドッグランの囲いは、生垣や塀ではなく格子タイプの柵を選択しました。
●家の裏側などには砂利を敷く
人目につきにくい家の裏側には、砂利を敷きました。庭の見通しがよかったとしても、家の裏側までは見えにくいもの。歩くと音がする砂利は、見えない場所の防犯対策にひと役かっています。
警備会社と契約:万一のときに駆けつけてくれる
万一のときにも備えたいと相談したところ、すすめられたのが、警備会社と契約することです。家から近い場所にある契約会社がよいとのことで、数分のところに待機拠点があるSECOM(セコム)に決めました。
契約前に問題となったのが、ペットの存在です。人感センサーについて聞いたところ、小型犬なら、センサーの取りつけ位置を調節して、利用可能とのことでした。ただし、ネコは高い位置にも移動できるため、人感センサーが感知してしまうそう。筆者宅では人感センサーをつけない代わりに、すべての窓や扉、19か所に防犯センサーをつけています。
外出する際には「外出セコム(外出時向けに、防犯システムをオンにする)」にし、その間に侵入があればすぐにセコムのスタッフが駆けつけて、室内を確認してくれます。また、在宅中は「在宅セコム」にしておけば、外からの侵入があった際にアラームが鳴る仕組みなので、就寝時などに便利です。
防犯対策のために追加される料金を聞いたときは、正直なところ「ここまでやらなくても大丈夫なのでは?」と心が揺れました。しかし、6年住んでみて安心して過ごせているので、やってよかったと満足しています。