50代になって、そろそろおうちのリフォームを考え始めた方、必見。「住みながらリフォーム」でありがたかったサービスについて、ライフオーガナイザーの下村志保美さんが体験談を語ってくれました。
住みながらのリフォームで、ありがたかったサービスとは?
すべての画像を見る(全8枚)わが家は2005年に購入。2020年に食器棚の引き出しが締まりにくくなり、2021年に入ってからはビルトインの食洗機の調子も悪くなり、いつ壊れるかわからないような状態に。
そこで2021年の夏、食器棚や食洗機の買い替えをするのであればいっそのことキッチン全体をリフォームしようということになり、キッチンをリフォームするのであればいっそのことLDKの壁紙や床、建具も一気に変えてしまおう、それならば同じフロアにある洗面台も!
築16年、少し早いかなと思いましたが「いっそのこと!」LDKのある2階フロア全体のリフォームに踏みきりました。
●リフォームでは、収納の中をいったん空にする必要があります
キッチンや食器棚を交換するということは、いったん中に入っているものをすべて出す必要があります。またフローリングや壁紙を張り替えるということは、ダイニングのつくりつけ収納の中もすべて出さなくてはいけません。
すべて出したものをどこに置くのか? 新居への引っ越しであれば段ボールに入れて部屋に積んでおけばいい。
しかしわが家の場合、フローリングや壁紙を張り替える必要があるので、段ボールを積み上げておくと工事の邪魔になります。
工務店さんは段ボールなどを移動させながら工事するのでおいておいてくださいね、と言ってくれましたが、ただでさえ資材や工具で狭くなるので工事がやりにくそう。また住みながらのリフォーム、養生だらけではありますが、自分たちもそこで食事をするので少しでも暮らしやすくしたいですよね。
大きな家具やテレビなどの大型家電を別の場所に移動させることは難しいけれど、食器などの段ボールは別の場所に移動しようと考えました。
しかし工事が入らない寝室などの各居室はそもそもそんなに広くないし、工事期間中も使いたいキッチンやリビングに置いてあったものを置くスペースも必要ですから、とてもLDKにあるものすべてを置くことはできません。