●帰省編:カラーニット×タイトスカートで大人のかわいげを
【1/2 日曜日 PM3:00。親戚の集まり】
地元・大阪に帰省。普段交流があるわけでもないのに、正月となると当たり前に親戚が集まることになんの意味があるのかついつい考えてしまう。
独身に戻ってからはより一層この行事が息苦しく、居心地が悪い。「あんたまた黒ばっか着て。もうちょっとかわいい服着たらどうなん?」とママに言われるのは毎年のこと。その裏に隠された言葉はきっと、「みんな集まるんやからすてきな娘として振る舞ってほしい。母親としてのメンツもある」なのだろう。
言いたいことも分からなくはない。バツイチ独身42歳というステータスが田舎ではネガティブに働きがちなことくらいわかってる。せめて明るくて同世代より若く見えて「あの人は東京で人生を謳歌してる」と思われたい見栄もある。
すべての画像を見る(全3枚)寒さ対策に欠かせないダウンジャケットに生活感が漂わないよう、ビビッドなライトブルーのカラーニットを味方に。ビビッドな色なら私らしいし、ママの機嫌も取れる。さらに垢抜けさせるため下はタイトスカート。仕事の日にも着ている白のウールのタイトスカートは休日にも合うし、年下彼氏にも「いい女っぽい」と好評のアイテム。暗い色の服が増える冬、明るい色を着ているとそれだけでオシャレっぽく見えるんだから助かる。
地元に住むいとこに「マユミちゃん見た目若いなぁ。東京の女はちゃうわ」と本心か皮肉かわからないことを言われた。仕事で身につけた営業スマイルを存分に振りまきながら(あ〜早く自宅に帰ってダラダラしたい…)としか考えていなかったことは、きっと誰にもバレていないはず…!
●今回のキーアイテム:黒のダウンジャケット
どんな服にも合わせやすく垢抜けて見えるのはやっぱりショート丈。カジュアル流行りの今、トレンド感を出せるのもこの丈です。マユミのようなコンサバスタイルにも合うし、デニムを使ったカジュアルスタイルにもフィットしますよ。