快適な居場所を設けて、メリハリをつけた広々リビング
すべての画像を見る(全16枚)リビングのインテリアのポイントになっている溶岩タイル。リノベの依頼先であるフィールドガレージのオフィスで見て、ぜひ採用したいと希望しました。
この壁がより美しく見えるように、テレビボードのあるスペースを下がり天井にし、間接照明も設置。シチュエーションに合わせて、調光して楽しんでいます。
「みんながゆったりできる場所にしたい」と、夫が希望したリビングの小上がり。「仕事の合間にストレッチをしたり、子どもが友達と遊んだり、さまざまな場面で活用しています」(夫)。
ワークスペースの壁には、木目を生かした木のパネルを設置。黒板の「粉受け」のようなパーツも取りつけたので、スマホなどを置いておけます。
それまでは、広さを生かしきれていなかった既存のリビング。小上がりやワークスペースを設けたことで快適な居場所ができ、メリハリのある空間に生まれ変わりました。
こだわりの設備やパーツ類を生かして細部まで美しく
メインの洗面室のオリジナル洗面台は、妻のお気に入りのひとつ。マットな質感の洗面ボウルは、「なめらかで肌ざわりがよく、汚れもつきにくいので掃除がラクです」(妻)。
洗面室の壁はヘキサゴン(六角形)タイルで遊び心をプラス。サンプルを見ながら、イメージに合うものを選びました。照明や木製フレームの鏡ともマッチしています。
玄関ホールの壁には、天然石の飾り棚を設置。夫の父から譲り受けたというアンティークの小物を飾っています。リビングドアは、80年代の探偵事務所のドアをイメージして造作。
アンティークのような趣のあるリビングドア。すりガラス、個性的なドアノブもおしゃれです。
主寝室につながる洗面室にはレトロかわいい壁づけのランプを設置。「自分たちの暮らしや、持っているものに合う家具を造作してもらえたのは、リノベーションならでは。満足度が高いです」(妻)。ゆとりのある広々としたスペースと、暮らしやすさが両立した住まいが完成しました。
間取り(リノベーション前後)
リノベーション前
リノベーション後
設計・施工/フィールドガレージ
自由な暮らしを提供したいという思いから、2004年にリノベーション専門の設計事務所を設立。現在は工事の請負、不動産仲介も手がけ、リノベ向きの物件探しからローン審査・売却、賃貸管理の手伝いまでトータルにコーディネートしている
※情報は「リライフプラスプレミアムNo.1」取材時のものです