●やたらと「ごはん食べる?」と言う母

 

うちの母も一人でいると、お菓子やバナナ・牛乳ですませたりしていることがある様子。だれかのために食事をつくる・食べる理由があるだけでも違うのかもしれません。

 

食事
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とはいえ、パソコンに向かっていると、やたらと「ごはん食べる?」「なにか飲まない?」と訊いてくるのには、笑ってしまいます。おなかが満たされると頭が回らなくなるので、ひと段落つくまでは食事を取らない私。「今は大丈夫」「お茶があるから」を繰り返す。

ただ母にしてみると、二人でいるときには、一度は私に食事を出す(母の場合、冷蔵庫に入っているものを並べる)のが自分の役目と思っているので、終わるまで落ち着かないようなのです。元々母は世話を焼くのが大好きな人ですし。

 

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それゆえ私も、自分でできることであっても、彼女がすることには手を出しすぎないようにしています。私用に並んだシンプル飯をありがたくちょうだいし、洗濯が趣味の母がこの間も洗ったばかりのような気がする布団類を洗ったとしても知らんふり。

大切なのは、頻繁にだれかに会うことを躊躇する年代の母に、毎日“すること”があること。必要な食事を取って、元気でいてもらうこと。適度に動いて、心地よく寝てもらうことなのだから。

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