グラフィックデザイナーの西出弥加さんと訪問介護の仕事をする光さん夫妻は、夫婦ともに発達障害という特性をもちながら結婚。今回は夫婦間で作業をするときに効率よく進む方法について語ってくれました。
すべての画像を見る(全10枚)発達障害夫婦の仕事や家事。お互いの苦手部分を補填し合い目的達成へ
夫はADHD(注意欠如・多動性障害)、私はASD(自閉症スペクトラム)です。よく夫婦で家事や仕事などの作業を一緒にすることがあります。
それぞれに得意なこと、不得意なことがあります。なので、ひとりで不得意なことに着手すると進められないことも多々ありました。
この苦手部分を補ってくれるのが夫です。
私が苦手とすることが、じつは夫にとっては得意なことだったのです。
私は行動する前に一旦考えて立ち止まる癖があり、何かに着手するまでに腰が重すぎて、後回しにしてしまうことも出てきます。そのときに夫の瞬発力と発想力を借りています。
このコラムを書く作業もラフスケッチを夫が私に送り、私が漫画と文章を書いています。
夫のラフがあることでコラムを書く速度が格段に上がりました。