ワークスペースはガラス扉で仕切って開放的に
すべての画像を見る(全12枚)LDKの一角にはこぢんまりとしたワークスペースがあります。閉塞感が出ないよう、ガラスの引き戸を採用しました。パートナーと一緒にいるときも、それぞれの気配を感じつつ、自分の時間を持つことができます。
テレワークはおもにこのワークスペースで集中して行うそう。LDKにゆとりを持たせるために、広さは最小限にとどめています。将来は子ども部屋にすることも想定しています。
玄関と水回りもミニマルデザインに
玄関土間はラフになりすぎないバランスを検討。炭のようなシックな色合いのタイルを選び、通し目地で整然と仕上げました。
また、土間部分にあった既存のシューズクローゼットを撤去し、オープン棚を設置。洋服同様、靴の数もミニマルなOさんは、オープン棚でも美しく靴を収納できています。
洗面台にはワイドな洗面ボウルと、2つの水栓を設けました。ユニットバスは汚れが目立たないグレー系をチョイス。オプションの鏡と収納棚はつけず、すっきりと。
トイレの床はサイザル麻のようなテクスチャーのタイルで仕上げました。オープン棚にはものを置きすぎず、余白を残すことで、ゆとりを演出しています。
ワークスペースで仕事をして、疲れたらダイニングでお茶を。そして、ソファで少しだけお昼寝も。この家での暮らしがスタートしてから、毎日がより充実しているというOさん。
「食洗機やロボット掃除機などもうまく活用して、家事の時短がかなったことも、リノベーションしてよかったことのひとつです」
リノベーション前後の間取り
リノベーション前
リノベーション後
設計・施工 SHUKEN Re
グループ会社に不動産部門を持ち、リノベ向きの中古物件探しからワンストップでの依頼が可能。多彩なプランナーによる高い提案力にも定評がある。自社施工なので、施工体制やアフターメンテナンスも万全。自社の家具工場もあるため、オリジナリティのある造作家具を比較的リーズナブルに実現できる
※情報は「リライフプラス プレミアム No.1」取材時のものです