●「俺の仕事の方が大変」という夫に幻滅
眠れないうえに気分が落ち込み、育児ノイローゼ気味に。気がつけば泣いている赤ちゃんに強い口調で当たってしまうことが増えていました。こんなハズじゃなかったのにと、反省と後悔にさいなまれる日々。
そんなとき「なんで赤ちゃんに対してそんなに怒るの?」と、何気なく夫に言われたひと言で、自分でもびっくりするほどドカーンと怒ってしまいました。
すると、あろうことか、夫もカッとなって、ブチギレてきたのです。「俺の仕事の方が大変だ」とか、「育児のどの作業が負担になっているのか理解できない」とか、売り言葉に買い言葉じゃありませんが、私のことを気遣うどころか、自分がいかにがんばっているかをムキになって主張してきました。
仕事をしていて普段の子育ての実態をなにも見ていないから仕方ないとはいえ、私の努力や苦労を軽視する姿には失望しかありませんでした。
●夫は家事力ゼロ。“立ちション”すら改めてくれない
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そこで改めて、子育てには人手が必要なこと、深刻な睡眠不足に陥っているからなんとかしてほしいことなど、具体的な問題点を挙げて夫に説明しました。
「仕事に比べたら家事なんて大したことない!」と軽んじてくる夫ですが、いざ手伝ってもらおうと思っても全然役に立たず。ゴミ捨てをお願いしたら「来週捨てとくよー」と言われてしまい、これはダメだとあきらめました。
トイレも立ってされると飛び散って掃除が大変だからやめてほしいと話したのですが、それすら不服だったようで、全然改めてくれません。
育児と家事の両立は夫婦でなんとかしたいと思っていたのですが、夫は変わらずの激務で身動きがとれず。
そこで解決策として、夫の実家で義理の両親を頼ろうと提案されました。私の親は育児支援をできる状態ではなかったし、すでにひとりではもうどうにもならなかったので、背に腹はかえられません。
夫が都内に単身赴任をする形で私は子どもを連れて、夫の実家に引っ越しすることを決断しました。
次回は12月8日(水)に公開! 別々に暮らすようになった夫婦。セックスレスの末に夫が浮気!?