子どもがよろこぶ夏休み。その一方で、親には自由研究の手伝いから昼ごはん問題まで考えることがたくさんあり、ついイライラしてしまうことも…。
今回は、夏休み中のおうちをスッキリさせて、イライラせずに過ごすコツをお掃除ブロガーのよしママさんに教えてもらいました。
夏休みに家の中が散らかる理由は子どもの宿題!?順番を工夫してスッキリ
夏休みになると、子どもと過ごす時間がふえ、いつもよりじっくり向き合うことができます。
ただ同時に、常に家の中がごちゃごちゃしがちで片づけても片づけてもスッキリせず、家が狭く感じられます。
学校から持ち帰る学用品(お道具箱やピアニカ)なども原因の一つですが、もう一つは学校の「夏休みの宿題」が原因でもあります。
●夏休みに部屋が片づかない理由
すべての画像を見る(全6枚)子どもたちの夏休みの宿題は、算数や国語の問題集だけでなく、作文や工作、自由研究に絵日記など、さまざまな種類の課題が出されます。
とくにアイデア貯金箱などの工作は廃材を利用したりすることが多いので、材料を家にストックしがちになります。その材料は、宿題が終わるまで家に保管され、使うかもしれない材料も同時にストックされてしまいます。
わが家には、貯金箱に使う材料や家庭科作品に使うかもしれない古い布がたくさんストックされています。さらには、昨年度の自由研究の材料まで。宿題が終わり次第、手放そうとためてきました。
でもこれらの手のかかる宿題は後回しにしがち。片づけられるのは夏休みの後半になります。
わが家の場合、夏休みのあとに片づけることも。これが夏休みにものがあふれて、部屋が片づかない理由になります。
●宿題の順番を工夫すればスッキリする
宿題は、簡単なものから取りかかりがちです。工作などの大物は準備が大変で、親の協力も必要などの理由から先延ばしがち。でも、それでは家にストックが夏休み終盤まで鎮座することになりかねません。
そうならないためには、宿題の順番を工夫することが大切。
なるべく早めに作品づくりに取りかかり、不要な廃材や古布を手放すようにしたら、家がスッキリしている期間が長くなります。
使えるかもしれない木材、空き箱、包装紙などいろんな資材を集めていました。作品が完成したら、使わなかった資材を捨てられます。
(2) 自由研究昨年の研究の残り、今年研究で使えるかもしれない材料、実験で使った道具などを集めてあります。早く取りかかれば、昨年の研究は手放せます。実験をおこなってから、まとめるのに時間がかかるので、なるべく早く取りかかるのがオススメ。
(3) 家庭科作品高学年になると家庭科作品の宿題がある学校も。子どもがアイデアを出せるように、シーツ、衣類などの古布をたくさんとっておきがちです。作品が完成したら、古布を大量に手放せます。
【後回しで大丈夫な宿題】 (4) 習字簡単だから先に取り組みがちですが、習字道具と習字用紙だけで宿題が完成するので、後回しにした方がよいです。
(5) ポスターこちらも急いで取り組みがち。絵の具などの画材と画用紙しか必要ないので、後からでも大丈夫。
ただ、習字より完成させるのに時間がかかるので、夏休み最終日に取り掛かるのは危険です。
まだまだ夏休みは長いので、家の中が片づく宿題から取りかかりませんか?
夏休み中、早い時期に家の中をスッキリとさせることができ、イライラすることも減りますよ。