夫が家にいて助かる日もあれば、面倒な日もあるのが現実
次に夫が在宅ワーク中の家庭に、「よかったこと」「困ったこと」を聞いてみました。家事や育児の分担ができて助かると思う反面、ずっと一緒でストレスがたまったり、毎日の昼ごはんが負担に感じている人も多くいました。
●家事や育児の分担がしやすくなった
すべての画像を見る(全6枚)まずはよかった面から。
「雨のとき駅まで送ってもらえたり、洗濯物を取り入れてもらったり、子どもの体調不良で呼び出しに対応してもらえるようになりました」(大阪府・41歳・会社員)
「私が医療機関勤務のため、コロナで忙しさが増しています。そのためテレワーク中の夫が夕食をつくってくれるようになりました」(静岡県・34歳・会社員)
●お昼になるとソワソワとキッチンに…
困った面で圧倒的に多かったのが、食事問題。さらに自分の時間が減ったり、夫の干渉が気になるという人も…。
「ずっとテレビをつけていることができなくなりました。お昼の時間になると夫がそわそわキッチンに来るのが面倒くさい」(千葉県・39歳・会社員)
「よかったことは、子どもの送迎を分担しやすくなったこと。困ったことは、お昼代がかさむこと、ときどき息がつまると思うことがある」(東京都・44歳・兼業主婦)
「夫が在宅ワークになってから、食材の減りが早くなった。以前は自分の頭のなかで考え、動いていたスケジュールをわざわざ共有・説明しなければならないのが、面倒に感じる」(兵庫県・30歳・フリーランス)
「私が昼寝をしていると夫からクレームが。『コーヒーいれて』などはいいのですが、ベタベタ甘えてくるようになり夫婦仲はよくなったように感じますが、本音としてはちょっとウザイ」(神奈川県・37歳・主婦)
「コロナ禍のため夫の単身赴任が解除されて家に帰ってきました。子どもとの生活に慣れているので大変です。電気、水道の料金が増え、洗濯物が倍に! 仕事で疲れていても食事に手抜きができずイライラしてしまいます…。休みの前日に『明日なにする?』と聞いてくるけど、ほっといてほしい」(兵庫県・50歳・会社員)
●在宅ワークになって家計は変わった?
「週半分~ほとんど在宅ワーク中」の読者に、「家計に変化があったかどうか」を聞いてみたところ、約7割の読者が「変化があった」と回答。どのような費目に変化があったのでしょうか?
「在宅時間が増えて休憩時間にコーヒーを飲んだり、昼食後に甘いものをたべたくなったりするなど、嗜好品が増えました。光熱費も在宅分少し増えました」(熊本県・37歳・会社員)
「以前の家が狭かったので、二人で在宅勤務をするために広い家に引っ越しました。食費は増えたが、会社でのランチ代などに使うおこづかいが減った」(埼玉県・34歳・会社員)
「夫の在宅ワークで夫がやたら洗濯をするので水道代が1.5倍になった。外食が多かったのですが、家で食事をし、さらに自分がダイエット中なので食費は激減しました」(東京都・47歳・会社員)
「夫婦で在宅ワークになったことで、子どもたちと過ごす時間が増えた。BBQセットやアウトドア用のテーブルとイスなどを購入しました」(東京都・35歳・会社員)
新型コロナをきっかけに夫婦で経験した「在宅ワーク」のメリット&デメリット、いかがでしたか? 妻にとっては仕事が続けやすくなる一方で、新たなストレスも発生していました。「在宅ワーク」のメリットをより享受するために夫婦で話し合いながら、それぞれの家庭のちょうどよいワークライフバランスを見つけていきたいですね。