●約1割が「転職」や「就職」を選択

女性2人
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労働環境や勤務形態、給与などが変わってしまったことで、転職した・専業主婦だったが仕事を始めた、という回答もありました。

「コロナの影響でストレス発散もできずストレスがたまる一方。会社への直行直帰から、何のためにこの仕事をしているのかわからなくなり、やりがいも見つけられなかったため、給料は減るが自分の興味のある仕事に転職しました。以前とまったく違う分野の仕事に就いたのでいろいろと勉強中です」(兵庫県・38歳・アルバイト)

「とりあえずつなぎとして始めたアルバイトで努力を認めてもらい、今の仕事を紹介してもらい就職しました」(長崎県・38歳・アルバイト)

「クリーニング業でしたが、スーツを出す人が減り、シフトも半分以下になって収入が減ってしまったので、医薬品会社に転職しました」(岐阜県・40歳・アルバイト)

「安定した勤務日数、収入が得られる事務職に転職することにしました」(愛知県・28歳・アルバイト)

●マイナスばかりじゃない?スキル向上や働き方を見つめ直すきっかけに

書類を書く女性

Q.新型コロナウイルスの仕事への影響に対して、なにか対策は行いましたか?



今の仕事の専門性を高めるために勉強した 29.0%
スキルの幅を広げた 27.0%
今とはまったく異なる分野のスキルを身につけた 11.0%
YouTubeやブログなどで稼ぐ方法にシフトした 7.0%
フリーランスの方で、自身のブランディングやPRの強化をした 5.0%

緊急事態宣言により勤務時間や勤務日数が減ってしまった分、資格の取得や勉強の時間に充てたり、副業や投資を始めたという人も。また在宅勤務が広まったことで、家でできる仕事やリモートワークに必要な知識を得るなど、新たな環境での働き方にも柔軟に対応している人が多いこともわかりました。

「今まで使ったことがなかったzoomやGoogle Drive、LINEのオープンチャットなどを勉強しました」(東京都・31歳・会社員)

「自宅で翻訳などの仕事ができるように、英語の勉強をしています」(秋田県・30歳・専業主婦)

「FP(ファイナンシャルプランナー)2級やAFP(アフィリエイテッドファイナンシャルプランナー)、年金アドバイザーなど今後必要になるであろう資格を取得しました、また、株の購入や投資信託なども始めました」(神奈川県・50歳・会社員)

「前から興味のあった「筆跡診断士」の資格を取りました。講師として働いている書道教室でも活かせています。また家でも仕事ができるように通信添削も始めました」(群馬県・43歳・アルバイト)