冬のボーナスの平均支給額がダウンするなど、財布には厳しい時期。つらく苦しい節約ではなくゲーム感覚で楽しく貯めて、年間250万円の貯蓄を実践する、4人家族の原田真衣さん(仮名・35歳・滋賀県)に日々の工夫を教わりました。
すべての画像を見る(全2枚)ゲーム感覚でおトクを探し、結果的に節約に!節約のルールは?
独身時代からクーポンの利用など「おトクなことが大好きだった」と言う原田さん。同じ価値観を共有できる夫と結婚したことで、“おトク探し”のモチベーションがアップ。通信費が1年間無料の格安スマホに乗り換えたり、ポイント還元率の高いコード決済を見つけるなど、夫婦で情報交換します。
●夫婦そろって楽しんでいるから、節約が続く
「おトクは好きですが、ケチケチ節約するのは自分には向いていません。旅行や外食も楽しむし、本当に欲しいものは買うのがルール。ただ、どうせお金を使うならおトクに使いたい。ちょっとネットで調べたり、手間をかけるだけで何倍もトクできるので、やらないともったいないですよね。ゲーム感覚でおトク探しをして、結果的に節約できている感じです」
夫婦そろって楽しみながら、無理なく年200万円以上貯まる家計になりました。
●“ポイ活”はゲーム感覚で
原田さんが実践しているのは、ポイントをためておトクに使う“ポイ活”。夫と情報共有をしてかしこく楽しく貯めています。
・飲料やお菓子を引き換えてプチギフトに
アンケートなどでためたdポイントは、商品と半額程度で換えられる、ローソンの「お試し引換券」に活用。
「ビールをおすそ分けのお礼にしたり、お菓子やジュースはママ友宅で集まるときの手土産に。人気商品はアプリで朝イチに予約します」
・マイナポイントはWAONポイントにして3万円分以上もおトクに!
キャッシュレス決済サービスのポイント還元が受けられるマイナポイントには、WAONを選択。
「2万円のチャージで、国から5000円分、イオンから2000円分の還元が。滋賀県では5%の追加ポイント(1000円分)があり、1人当たり8000円もおトクに! 家族で申し込みました」
※マイナポイントの申込期限は2021年3月31日まで。予約者数が予算の上限に達した場合は締めきる可能性があります。滋賀県によるポイント追加は滋賀県独自のものです
ESSE1月号の特集「お金が貯まる生活習慣」では、原田さんの家計管理術をさらに詳しく紹介しているほか、貯まる家庭の秘密を多数掲載しています。ぜひチェックしてみてください。