秋のファッションを楽しみたいけれど、まだまだ暑さが残るこの時季、秋らしさの演出に一役買ってくれるのが、スカーフ。ここ数年スカーフファッションも定番化しつつありますが、「使い方が難しい」という声が多いアイテムでもあります。
「スカーフ初心者にもおすすめなのが、デザインが豊富でつけるだけでこなれて見える、ユニクロのシルクスカーフです」と話すのはファッションライターの野田春香さん。おすすめのポイントと、気軽に取り入れる方法を教えてもらいました。
ユニクロのイネスコラボスカーフがおしゃれ!シルク100%で1990円
すべての画像を見る(全8枚)「イネス・ド・ラ・フレサンジュ」とのコラボレーションスカーフは秋の新作で全5種類。新鮮でありながら落ち着いた柄がそろっていて、スカーフ初心者にも取り入れやすいラインナップ。
サイズは大きすぎず小さすぎずで使いやすい50×50cmで、シルク100%でありながら1990円というお手頃価格です。
私はシンプルカジュアル好きなので、カジュアルに使えそうなブルーのグラデーション柄をセレクト。海のように美しいブルーで、暑さの残る今の季節にもさわやかです。
・ユニクロ/イネス・ド・ラ・フレサンジュ シルクスカーフ(1990円+税) ※オンラインストアと一部店舗のみの販売
●コーデ1:通勤に。メンズライクな白シャツとなら、カッコいい印象
スカーフはねじりながら無造作に首に巻いて、結び目は小さく。
キレイに折りたたんだり、結び目を大きくするとゴージャス感が溢れすぎてしまうので、“適当に”巻くのがコーディネートになじませるコツです。
オーバーサイズシャツ、チノワイドパンツはどちらも今年の春夏物のユニクロ。シンプルな組み合わせですが、スカーフの力で秋らしくシフトできる上、女性らしさが加わり、手間のかかったおしゃれを演出できます。
●コーデ2:おでかけに。ボトルネックトップスの中から見せておしゃれを格上げ
春から継続してトレンドな薄手のボトルネックトップス。1枚でも今っぽく素敵に着られますが、ネックの中からスカーフがのぞくようにつけて、衿元をワンランクアップ。この小さなワンポイントがあるだけで、エレガントさが漂います。
キャメル×ベージュのブラウン系コーデに、ちらりとのぞくネイビーのスカーフが秋らしさをぐんと高めてくれます。
●コーデ3:休日に。エコバッグにつけて買い出しスタイルも素敵に
あっという間に定着したエコバッグ文化。とりあえず荷物を入れるためのアイテムも、スカーフを巻けば「おしゃれも兼ね備えたアイテム」にレベルアップするんだから、巻かない手はありません。
ご近所さんにバッタリ会ったときだって「いつでもおしゃれに気をつかっている人」な印象を与えられそうです。シンプルな布のトートバッグも、たちまち華やかに。
首に巻いて、バッグに巻いてと、使い勝手のよいスカーフ。使い方に慣れてしまえば、コーディネートがものたりないときのおしゃれの助けになってくれます。涼しくなってきたら防寒も兼ねてくれるので、お気に入りの柄ものが1つあると便利ですよ。