「ときめきを基準に片づける」という画期的なメソッドが支持されている、片づけコンサルタント“こんまり”こと近藤麻理恵さん。

その片づけ術を、ESSE読者が体験!
どんな風に片づけを進め、その結果はどうなったのか、リポートしてもらいます。

片付け
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そもそも、こんまり流“ときめき片づけ”とは?

アメリカに拠点を移し、講演会やセミナーに引っぱりだこのこんまりさん。今や「kondo」という単語が「片づける」という意味の動詞で使われるように。
そんなこんまりさんが提唱する“ときめき片づけ”とは、最初に理想の暮らしを具体的にイメージしたら、衣類→本類→書類→小物→思い出品の順に、家じゅうのものを全部出して一か所に集め、ひとつずつ触れて「ときめく」ものだけを残します。最後に、残したものの定位置を決め、ときめく状態で収納していく方法。

この方法で、一気に短期に片づけることで、リバウンドしない「ときめく部屋」を手に入れられるという片づけメソッドです。

こんまり流“ときめき片づけ”で、家じゅうをまるっと片づけ!

今回挑戦したのは、夫、長男と2LDKのマンションに暮らす主婦、鈴木淳子さん。
もともと片づけや収納が好きで、収納グッズやアイデアを駆使しながら上手にものをしまえているタイプ。ただ、「しまい込むのは得意なのですが、減らすのが苦手で…。片づけても片づけてもものがあふれるので、もっと減らしてすっきりさせたいんです」と鈴木さん。

今回、40歳になる節目に一念発起し、こんまりさんのときめき片づけにトライしたそう。では早速、片づけ体験を見てみましょう。

●まずは自分の理想の家や暮らしと、現状の家の状態を知る

まずは自分の理想の家や暮らしと、現状の家の状態を知る

“ときめき片づけ”で最初に行うのが、理想の家や暮らしを思い描くこと。

実際にものを出して片づけを始める前に、自分がどんな風に暮らしたいのか、どんな部屋に住みたいのか…。イメージを膨らませることで片づけへの意思が固まり、モチベーションも変わってきます。

文字などでノートに書き出してみた鈴木さん。

理想の家や部屋のイメージを、雑誌の切り抜き写真やイラスト、文字などでノートに書き出してみた鈴木さん。

「写真に添えて理想を具体的に書き出しておくことで、片づけ終えたらこんな生活が待ってるんだ! と、最後までモチベーションを保つことができました」

理想の家のほか、理想の朝と夜の時間の過ごし方も書き出すと、より効果的です。

次に現状の家の状態を把握します。家じゅうをざっと回って収納状況をチェック。その際、片づけの前の部屋や収納の写真を撮ると、散らかり具合を目の当たりにできます。

こうすることで現状を客観視することができたそう。

こちらも写真をノートなどにはって、今の状態や素直な感想をメモした鈴木さん。こうすることで現状を客観視することができたそう。

「収納好きなので、パッと見はきれいと思っていたけれど、写真を撮ると、ものが多くてつめ込みすぎだと気づきました。自分で問題点に気づけるのがいいですね」

衣類の片づけで、エンジンがかかった!

理想と現状を把握したら、いよいよ片づけへ! 部屋別ではなく、もの別で片づける、こんまり流“ときめき片づけ”の最初のステージ、衣類から着手しました。

●家じゅうの衣類を全部出して集め、ときめきチェック

家じゅうの衣類を全部出して集め、ときめきチェック

こんまり流片づけのポイントは、まずは自分のものだけを片づけきること。

というわけで、鈴木さん自身の衣類を家じゅうからかき集めて一か所に集め、ひとつずつ触れてときめきチェック。

「自分の好みや気づいたことはメモしながら進めました。すると“今”ときめくものがなにかはっきりするので、今後服を買うときに役立つと感じました」

●ときめく服を正しくたたんで、収納

ときめく服を正しくたたんで、収納

ときめく服だけ残したら、たためる服をどんどんたたみます。
服を立てるかのようにする「こんまり流」のたたみ方にすれば、服はコンパクトな四角形の状態に。素材や色を意識しながら引き出しに立てて収納していきます。

「引き出しをあけるたび、きれいに並ぶ服を見るととっても気持ちがいいんです! ときめく服だけに数を絞ったので、たたむのも面倒ではなくなりました」

●かける服は右肩上がりを意識して

かける服は右肩上がりを意識して

コートやたたむとシワになるワンピースなどは、クローゼットのポールに。気持ちが上向きになるという「右肩上がり」を意識してかけていきます。

ぎゅうぎゅうづめだったクローゼットが、すっきり。

服のほか、靴やバッグ、小物類まですべての衣類を片づけた結果、ゴミ袋3袋分も手放すことに。
「ときめかない服や靴がこんなにあることに、びっくりしました! 衣類の片づけを終えたことでエンジンがかかり、ほかのカテゴリーの片づけへのやる気もみなぎりました」

ときめきがわかってきて、キッチン用品もすっきり片づけ!

衣類、本類、書類とカテゴリーごとに片づけを進め、次に着手したのが、小物類。
なかでも多種多様なものがあるキッチン用品や食品類の片づけは、かなりやりがいがあったそう。

「食べる道具」「つくる道具」「食品」の3ジャンルに分けて片づけ。

キッチン用品や食品類は、「食べる道具」「つくる道具」「食品」の3ジャンルに分けて片づけ。

「たくさんの取捨選択を経て、ときめきの判断力に自信がついたので、思ったよりもサクサク進みました」

写真は、「食べる道具」である食器類を全部出した様子。並べてみると圧巻の光景です!

「食べる道具」である食器類を全部出した様子

食器棚に収まらずキッチンのいたるところにしまっていた食器類も、ひとつずつときめきチェックして取捨選択し収納してみると、大皿以外のものはカウンター下の棚に収まりました。

キッチン用品のほかにも文具や日用品などたくさんの小物を片づけ

キッチン用品のほかにも文具や日用品などたくさんの小物を片づけ、最後のカテゴリーである思い出品の片づけまで終えた結果、最終的にかなり大量のものを処分できたという鈴木さん。

「“ときめき片づけ”は一生に一度でよいとあるので、とにかく手順どおりにやってみました」

平日のあいている時間を片づけにあて、じっくりひと月かけてすべての片づけを完了させたそう。

「二度とやらなくていいなら最後まで! と思うことで、やる気をキープできました。進めるごとに、自分のときめきがわかってきて、確実に変化する収納や部屋を目の当たりにするので、常に達成感が」

片づけたあとは、買うときも本当にときめくものなのか、必要なものなのかきちんと考えるようになったといいます。

しかも、家じゅうがきれいになり、ものの出し入れがしやすくなったことで、家族からもよろこばれたのだとか。
「私自身もイライラすることが減り、片づけの作業で体重も1kg減って、いいことづくし。ときおり見直して、すっきり状態をキープしたいと思います」

今回の片づけは、こんまりさんの新刊『

人生がときめく魔法の片づけノート

』を活用して実践しました。鈴木さんのようにすっきりしたい人は必見です。
また

ESSE6月号

では、ほかにもノートを使用して“ときめき片づけ”を実践した人の体験リポートを紹介! ぜひチェックしてみてください。