好きで結婚したはずなのに、一緒に暮らしている夫にイライラしてしまう…そんな家庭は意外と少なくありません。
ESSE読者300人にアンケートを実施したところ、夫を嫌いになってしまう理由第一位が「家事や育児に参加する気がない」でした。
おもにどんな部分に不満を抱いているのでしょうか? リアルな声をピックアップしてお届けします。
家事育児をする気がない、自分ルールがある…夫のこんなところが不満です
・家事や育児に参加する気がない 75票
・休みの日に寝てばかりいる 67票
・イクメン面をする 41票
・休みの日に友人などとの外出予定をすぐ入れる 19票
家事や育児に参加する気がなく、自分のことにしか時間をつかわない夫に対して、妻たちは憤りを感じているようです。
●育児に無関心な夫にイライラ!スマホ大好き夫に殺意も…
育児は妻一人で抱えるものではありません。だからこそ、育児に対して夫が無関心だと、憎しみに変わってしまいがちのようです。
「子どもができたとき、自分で子育て情報を調べたりするような行動が一切ありませんでした」(Nさん)
「平日は仕事で遅く、土日は草野球に出かけるのでほとんど家にいない。ほぼ母子家庭状態です」(Wさん)
「子どもへの愛情表現が下手で、子どもが寄りつかない」(Nさん)
「学校行事・園行事の日に限って仕事が入り、休まない。お友だちのパパは平日の親子遠足も休んでくるのに…」(Oさん)
育児に無関心なだけでなく、妻の神経を逆なでする行為として、「スマホをいじる」も多数聞かれました。
「子どもの前でも常に携帯をいじっている。スマホを壊したい」(Tさん)
「家族団らんの時間にスマホを使う。暇さえあればいつでもスマホを見ている」(Tさん)
「遠出すると、こどもそっちのけでインスタ映えする画像撮影に勤しんでいる」(Kさん)
●無関心なのは嫌だけど、厳しすぎるのも衝突の原因に
一方、厳しすぎるしつけに不安を感じている方も。子どもに無関心な夫は嫌ですが、あまりに厳しいことを言ってくるのもまた、「嫌い」の原因につながるようです。
「子どものしつけに関して厳しすぎる。自分自身が厳しく育てられたために、食事のマナーなどもいちいち注意するし、家でも教師のようで、とにかく家庭内の空気が悪い」(Mさん)
「子どもを怒りすぎる。とくに長男に厳しく次男に甘いという、自分ルールがあるため、勘弁してほしいです」(Sさん)
家事を手伝わない以前の問題…だらしない夫に辟易
●とにかくだらしなくてすべて妻任せ…
日々、イライラしてしまうのは夫のだらしなさにも原因が。
「ソファで寝てしまうので、クーラーや電気やテレビがつけっぱなしに…。娘がソファをパパのベッドだと友人に紹介していてビックリしました」(Kさん)
「とにかく自分の部屋が汚い! 飲みかけのペットボトルなどを平気で数日放置していることがあり、私が片づけなければいけないのがイライラします」(Sさん)
「靴下が脱ぎっぱなし。その日着ていた服をすぐソファに放置する。毎日同じことで怒っている気がします」(Mさん)
●手伝ってほしいと伝えても、改善せず…
すべてが指示待ちで、怒らなければまるで動く気配がない。また、返事だけするものの手伝ってくれなかったり、手伝ってくれるもののすぐにため息をつく夫に腹立たしさを感じる妻も多いよう。
「頼んだ以上のことはしない。言っておかないと夕方になっても洗濯物を取り込んでくれず、指示しない方が悪いと言われる始末」(Cさん)
「お願いすると、はーいという返事はするだけで、一向にやらない。いよいよ殺意に変わってきました」(Sさん)
「家事を手伝ってくれるとき、聞こえるように大きなため息をつきながらやるのが腹立たしいです」(Tさん)
ささいなことかもしれませんが、毎日一緒にいる妻にとっては積もり積もって「嫌い」に変わってしまうのかもしれません。怒りが爆発してしまう前に、夫婦間で話し合ってお互いが納得できる方向性を見つけられるといいですね。