過度な筋トレで困るのは、「家計圧迫」「筋肉自慢」がダントツ
●とにかく筋トレはお金がかかる!
すべての画像を見る(全3枚)夫が健康なことはいいこと。ところが、筋トレのためには、食費、プロテインやサプリ、必要なら器具の購入、フィットネスジムの月謝、雑誌代など、あらゆるお金がかかってしまいます。
「1日3食、タンパク質が必要だと言われ、冷蔵庫には常に肉類のストックがないといけません。また、トレーナーから『食べる量を増やせ』と言われたそうで、スーパーへの買い物を週3回しています。節約したいのにいつ終わるんでしょう」(37歳・専業主婦)
「体形がガリガリからマッチョになってしまったため、これまで着ていた洋服がすべて着られなくなり、買い替えるハメに。ただでさえ、子ども服でもお金がかかるのに、まさか夫まで一緒に成長するとは思いませんでした…」(32歳・パート)
●頼んでもいないのに上から目線のアドバイス
どうせなら、夫婦で筋トレをすればいいのでは? そう考えて、夫の趣味に一緒に付き合うようになった妻もいます。ところが、同じ土俵に立ってしまったがために面倒なことになることも多いようで…。
「家では、鬼教官のようにダンベルの持ち方、腹筋の仕方、なにからなにまでいちゃもんをつけられます。私は私で疲れている日があるのに、『今日、筋トレした?』『食べすぎてない?』といちいち確認。太ってくると『最近たるんでるね~』とマウントしてくるのでムカつきます」(40歳・会社員)
「毎日、ジムにいくたび、SNS投稿のために写真撮影をせがむ夫…。私から見れば毎日の変化はそんなにわからないのですが、筋トレで自信をつけたようで、すっかりナルシストになりました。正直、浮気を疑います」(36歳・パート)
そのほか、「筋トレのことしか考えなくなって、会話がつまらなくなった」「糖質制限に口うるさくなり、家でお菓子が食べられなくなった」といった小さな不満も聞かれました。
とはいえ、筋トレはけっして悪いことではありません。
「夫と2人でパーソナルトレーニングを始めたおかげで、夫婦で同じ目標に向かうことができたので絆が深まりました。心身が健康になり、いいことづくめです」(38歳・会社員)「もともと自分もマッチョが好き。夫が筋肉の状態をちょくちょく鏡で確認しているのを見ると、バカだけどかわいいなぁと思います」(41歳・パート)といった肯定的な意見もあったので、うまくつき合っていくと夫婦仲が好転するきっかけになるかもしれませんね。