テレビで話題の木村友泉先生が提唱する「耳たぶくるくる体操」。なんと、耳たぶをくるくる回すことで、小顔やアンチエイジングの効果があるのだとか! 道具なしで、どこでもできるのにその効果は絶大。驚きのメソッドを紹介します。

小顔&シワ改善に効く!耳たぶくるくる体操の驚くべき効果

木村友泉先生
木村友泉先生は今年でなんと60歳!
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<耳たぶくるくる体操のココがすごい!>

●フェイスラインが整ってすっきりした小顔に

弱い力で刺激を与えることで、細胞回りで滞っている“間質(かんしつ)リンパ”が流れるように。溜まった老廃物が原因でたるんだフェイスラインが引き締まり、エラはりやむくみが解消!

●そしゃく筋がほぐれて眼精疲労や頭痛が改善

顎関節(がくかんせつ)回りのそしゃく筋をはじめ、こめかみ回りをほぐし、ゆるめることで、頭痛や眼精疲労にもアプローチ。また、顎関節とつながる首や肩の凝り、痛みにも効果が。

●ほうれい線やシワが目立たなくなり、若返った印象に

耳たぶを回して、顎関節回りのそしゃく筋がほぐれると、顔の筋肉がゆるんでふっくらとした状態に。内側からの弾力がアップするので、ほうれい線やシワが改善されるほか、栄養と酸素が細胞に行き届き、肌ツヤもアップ!

細胞を活性化させればみるみる小顔&美肌に

「耳たぶを回すだけなのに、体にいいことだらけなんです」

薬剤師であり、患者さんの頭痛を解消してあげたい思いから「耳たぶくるくる体操」にたどり着いたという木村さん。自身も今年還暦とは思えない美肌とスタイルのもち主です。

「耳たぶを回すとそしゃく筋がゆるみ、そこを優しいタッチで触れてあげると、筋肉と細胞の間にある“間質リンパ”が活性化。新鮮な酸素や栄養が細胞に行き届くことで、細胞自体が若返り、むくんだフェイスラインも引き締まります。『耳たぶくるくる体操』は、道具なしでできる簡単なメソッド。まずは変われると信じてトライしてみて。3日目にはその効果を実感できるはずですよ!」

みるみる美顔になる!耳たぶくるくる体操にトライ!

<準備体操>

体操を始める前のウォーミングアップとして、まず顔を支える首や肩にアプローチ。かたくなった肩甲骨をゆるめて、全身のバランスを整えます。

1:左手で鎖骨を軽く包み込み、優しくなでる
手のひらの中央にくぼみをつくった様子

左手の親指と小指のつけ根を寄せ、手のひらの中央にくぼみをつくる。

右鎖骨をなでる様子

その手を右鎖骨を包むようにのせ、左右に3往復優しくなでる。

2:右手の甲を腰に当て、ひじを後ろに動かし、肩甲骨を中心に寄せる
右手を腰に添えて右ひじを後ろに引いている様子

左手を右鎖骨の上にのせたまま、右手を腰に添えて肩甲骨と鎖骨を意識しながら右ひじを3回後ろに引く。

右手の位置を少し上にずらして右ひじを後ろへ引く様子

さらに、右手の位置を少し上にずらし、再度、右ひじを3回後ろへ引く。反対側も同様に行う。

【できないときには…】

右手を右肩の上にのせ肩を前から後ろへ回す様子
無理はせずできる範囲で肩甲骨をゆるめて

2の動きが難しい場合は、右手を右肩の上にのせ、肩を前から後ろへ3回大きくゆっくりと回す。反対側も同様に行う。

[1]顔を軽く斜め上に上げ、両手で耳たぶのつけ根をつまみ弱い力でくるくる回す

耳たぶのつけ根を軽くつまみ後ろに回す様子
優しく小刻みに

首を真っすぐに保ちながら顔を少し上げ、体の力を抜く。手を軽くグーにして顔の輪郭に沿わせる。耳たぶのつけ根を軽くつまみ、優しい力でくるくると3回後ろに回す。これを2セット繰り返す。

[2]両手で耳たぶをつまんだまま下あごを”イ~ッ”と前につき出す

下の歯を前につき出す様子
下のあごをしっかり出して!

[1]の姿勢で顔を下げないよう意識しながら、「イ~ッ」と言うようにして、思いきり口を横に開く。無理のない範囲で下の歯を前につき出し、3秒間キープする。

[3]両手で耳たぶをつまんだまま口を”ア~ッ”と大きくあける

大きく口をあけ下あごを下げる様子
恥ずかしがらずに思いっきりあけて!

[2]の姿勢で顔を下げないよう意識しながら、「ア~ッ」と言うようにして、大きく口をあける。下あごを思いきり下げながら3秒間キープ。

[4]両手で耳たぶをつまんだまま舌を思いきり”ベーッ”と出す

舌を思いきり出す様子
顔の向きがさがらないように

[3]の姿勢で顔を下げないよう意識しながら、「ベーッ」と言うようにして、舌を思いきり出す。のどの奥からしっかりと舌を出しきるイメージで3秒間キープ。

[5]こめかみ、頬骨、あご先からあごのつけ根にむけてそっとなでる
こめかみから下へなでる様子
下あごのつけ根を示すイメージ

右側頭部のこめかみから、下あごのつけ根の星マークの位置に向かって、両手を交互に入れ替えながら優しくなでる。リンパの流れを意識しつつ、老廃物を流すイメージで5回繰り返す。

鼻の横から下あごのつけ根に向かってなでる様子

右鼻の横から下あごのつけ根の星マークの位置に向かって、両手を交互に入れ替えながら、指全体で老廃物を流すようにして5回なでる。

あご先から下あごのつけ根に向かってなでる様子

あご先から下あごのつけ根の星マークの位置に向かって、輪郭に沿わせて両手を交互に入れ替えながら優しく5回なでる。

下あごのつけ根から鎖骨に向かってなでる様子

下あごのつけ根の星マークの位置に集められた老廃物がすっきり流れていくイメージで、鎖骨に向かって優しく5回なでる。反対側も同様に行う。

●教えてくれた人 【木村友泉さん】

1959年生まれ。LHJ代表。薬剤師として働くなかで「耳たぶ回し」に出合う。現在は施術やセルフケア指導の講演のほか、テレビや雑誌にも多数出演