ぷっくりと水分を蓄えた葉や茎がかわいらしいと、人気上昇中の多肉植物。
「乾燥に強く、水やりの手間があまりかからないので、初心者でも扱いやすいのが魅力。種類にもよりますが、1000円前後から手に入ります」と語るのは、「サボテン相談室」のオーナーで、カクタスクリエーターの羽兼直行さん。

「上手な育て方の最大のポイントは、サボテンと同じく水をあげすぎないこと。7~10日に1回程度、底穴からあふれるくらいたっぷりとあげ、日当たりがよく風通しのいい場所に置きましょう」

初心者でも楽しめる!大人気の多肉植物の育て方
すべての画像を見る(全6枚)

初心者でも楽しめる!大人気の多肉植物の育て方

ここでは羽兼さんに、初心者におすすめの品種を教えてもらいました。

●薄紫色の葉が特徴:パールフォンニュルンベルグ

パールフォンニュルンベルグ

大ぶりでシックな薄紫色の葉が特徴。ほかの種類と寄せ植えにした場合、いいアクセントになります。

●華やかで人気!:ファンクイーン

ファンクイーン

バラの花のように、華やかな見た目が人気の品種。子株が出やすく、分けて増やせます。

●愛らしい形にキュン:熊童子

熊童子

ぷっくりとした、小さな熊の手のような愛らしい形。秋には釣り鐘形の小さな花が咲きます。

●透明感のある葉が魅力:紫オブツーサ

紫オブツーサ

水分をたっぷりと含み、透明感のある粒状の葉が美しい。直射日光は避け、日陰に置いてください。

●寄せ植えでにぎやかに!

寄せ植えでにぎやかに!

多彩な種類を、お気に入りの鉢に寄せ植えするのもおすすめです。多肉植物は成長がゆっくりで形が崩れにくいので、長期間楽しめます。日照や乾湿の好みなど、性質が似たものを選ぶと育てやすいですよ。

●教えてくれえた人
【羽兼直行さん】

サボテンクリエイターで、「サボテン相談室」のオーナー。著書に

『多肉植物エケベリア Guide To Echeveria』

(電波社刊)などがある