ファッションアイテムの定番「ボーダートップス」。定番だからこそ、おしゃれに着こなすのが難しいですよね。そこで、スタイリストの山本あきこさんに、人気ブランドであるユニクロ、無印良品、GUの最旬ボーダーを着こなすコツを教わりました。ちょっとしたテクニックで、ボーダーが一気におしゃれになりますよ。
3大ブランド別 おしゃれ度アップのボーダーコーディネート術
ユニクロ編:フレアスカートと組み合わせてきれいめに
すべての画像を見る(全6枚)今回着たのは、ユニクロのボーダーTシャツとスカート。「体にほどよくフィットするリブボーダーは、カジュアルになりすぎないきれいめな着こなしがしやすいんです」。白地に濃紺の控えめな細ラインに、落ち着いた赤のボリュームあるフレアスカートで、レディーライクに仕上がります。
無印良品編:ワイドパンツでリラックスカジュアル
ゆるっと肩が落ちた「ドロップショルダー」のボーダーが、今年らしいデザイン(※5月中旬発売予定)。体型カバーにうれしいゆったり仕様ながら、厚手生地とボートネックで、印象はすっきり。「腰回りにジャストの丈は、太めのワイドパンツと好相性。同じく無印良品のパンツと合わせました」。
GU編:シックに見せたいなら、テーパードパンツと合わせて
袖口に向かってフレアになった流行の“盛り袖”ボーダーは、GUらしい遊び心のある一枚。「きれいめシルエットの黒いテーパードパンツを合わせてバランスを取ると、シックな印象に。白黒コーデには、グリーンの靴やメガネでフレッシュな味つけをするといいですよ」。
ボーダーの幅を意識して、脱マンネリ
「ピッチ」と呼ばれるボーダーの幅。この幅によって、コーデの印象も左右されます。それぞれの幅に合わせて、合わせるボトムを変えてみましょう。
定番ピッチ×今年顔スカーフでフレンチカジュアルに
※上写真のTシャツ、パンツはともに無印良品。スカーフはGU
「もっとも人とかぶりやすい定番ピッチのボーダーは、首元に旬のリッチテイストなスカーフを巻くことで、差をつけて」。白黒ボーダー×インディゴスキニーに、パステルピンクのスカーフをさらりと結べば、今年押さえたいパリジェンヌ風に。
太ピッチ×エレガントなタイトスカートでこなれた雰囲気を演出
※上写真のTシャツはGU、スカートはユニクロ
カジュアル度の強い太ピッチは、あえてエレガントなタイトスカートを合わせると、こなれた雰囲気をつくることができます。「上半身にボリュームが出るので、裾はインし、Yラインのシルエットで品よくまとめて。パールネックレスで華やかさをプラスします」。
細ピッチ×ワイドフレアパンツでスタイルアップ
※上の写真のTシャツはユニクロ、パンツはGU
「華奢な印象のある細ピッチは、インパクトのあるボトムで下半身にボリュームをもたせると、あか抜けます。とろみ素材のワイドフレアパンツなら、ピタ×ゆるのメリハリが出て、スタイルアップ効果も」。流行のマスタード色でさらに今年っぽく。
少しのコツで、途端にあか抜けて見えるボーダートップス。
ESSE6月号「ユニクロ、無印良品、GUできわめる最旬ボーダー着こなし合戦」では、カラーボーダーやアレンジボーダーの着こなしも紹介しています。いつものボーダーコーデに、ぜひ今年らしさを取り入れてみてください。