「バッター液」をご存知ですか?バッター液とは、卵と水、小麦粉を混ぜたもの。早く上手に揚げ物ができると、最近話題になっています。

 普通は小麦粉や卵を順につけてからパン粉をつけるところですが、バッター液を使った場合は、このあとパン粉をつけるだけで、揚げ物ができるのです。時短になるうえ、衣がはがれずにきれいに仕上がるのが特長。

「液状なので、タネの表面をムラなく覆ってパン粉が均一につきます。ボリューム感が出て食べごたえが増しますよ」(料理研究家・あまこようこさん)。

話題のバッター液を使えば揚げ物がジューシーに!
早い!サクサク!ボリュームが出る!
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話題のバッター液を使えば揚げ物がジューシーに!

 話題のバッター液を使ってトンカツを揚げてみました。従来の方法で揚げたものとの比較もあわせて紹介。

[バッター液の材料とつくり方](つくりやすい分量)

バッター液の材料とつくり方
バッター液を使えば揚げ物がジューシーな仕上がりに

(1)卵1個と水は合わせて150㏄になるようにカップに入れて混ぜ合わせます。

(2)(1)を小麦粉120gを入れたボウルに注ぎ入れ、泡だて器などでダマがなくなるまで混ぜます。

画像左から従来、画像右はバッター液
画像左から従来、画像右はバッター液

 上記で紹介した分量で、豚ローストンカツ用肉(150g)4枚分を揚げることができます。左が従来どおりに小麦粉→卵→パン粉の順で調理したもの。右がバッター液を使用。バッター液を使用したものの方が、衣がしっかりついていて、パン粉がサクサクと立ちます。肉の縮みが少ないため、ジューシーな仕上がりになりました。

<監修・料理/あまこようこさん 撮影/山川修一 文/ESSE編集部>