こんにちは。若松美穂です。主婦業のかたわらエッセイストなどもやりつつ、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫を提案しています。テーブルまわりを中心に、生活のなかの小さな発見をつづっていけたらと思っています。
忙しい日の鍋は、手抜き＆ひと手間の両方で乗りきる
忙しい日に便利な、お鍋。家族に深夜帰宅の人がいる場合でも、遅い時間に用意する手間が省け、食べる人は真夜中でも温かいものが食べられる、といいことづくめです。
鍋のベースは、長時間つけることが必要な昆布などでだしを取るのではなく、簡単プチッと鍋の素で。手軽にぶれずに味が決まるので、忙しいときに頼っています。
この日は、豚シャブだけでなく、半額のブリをみつけてブリシャブも追加。お肉とお魚どちらも楽しんでもらいます。だしは手抜きでも、ポン酢に入れる千切りゆずと刻みネギを用意するだけで、食感や香りに変化が生まれます。この薬味は日によって、もみじおろしや食べるラー油、黒七味、七味唐辛子、ユズコショウ、粉山椒などなど…と変えたりもします。お鍋は単調さが曲者なので、薬味や調味料の変化や、ちょっとした脇役があるだけで、飽きずに続けて食べることができるのです。
この日の脇役は、簡単ニンジンサラダ。ニンジンをスライサーで薄切りにしたあと、千切りに。あとは、マヨネーズと少しのめんつゆであえるだけでOKです。私はすりゴマや白ゴマをたっぷり入れるのが好き。ツナを混ぜてもおいしいですよ。
【若松美穂（わかまつみほ）】
1972年、宮城県生まれ。お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ！』などで紹介され、人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。気持ちによりそった提案が主婦の熱烈な支持を得ている。「ペンギンのお茶会」「心を癒す講座」は、全国各地で実施され、リピーターとなるファンもいるほど。著書に「カリスマ節約主婦・若松美穂の暮らし上手の小さなヒント」「私と家族のしあわせ時間」(ともに扶桑社刊)など。 夫と、大学生、高校生の娘、母親の5人家族。埼玉県在住。
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