おいしい牛乳が飲めるのにはワケがある!酪農家の仕事を親子で体験
2019.12.02
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栄養たっぷりで毎日の食卓に欠かせない牛乳。「冷蔵庫にいつも入っている」という人も多い、身近な存在です。でも、じつは牛乳がどうやってつくられているか、あまりよく知らないですよね?
そこで、ESSE読者が親子で、牛乳の原料である「生乳」を生産している酪農の現場を体験。初めて知った牛乳のあれこれと、酪農家の現状をレポートします。

酪農家の仕事は365日休みなし。朝から晩までフル稼働!

朝から晩までフル稼働今回、酪農体験に参加したのは、佐藤美由紀さん親子と沖樹莉亜さん親子。
「3男2女の7人家族なので牛乳は週に5パックも飲む」という佐藤さんも、「子どもたちも牛乳が好きで毎日飲んでいる」という沖さんも、牛乳がどんなふうにつくられるのか、興味津々です。
2組の親子が訪れたのは、神奈川県茅ケ崎市にある「柿澤牧場」。
「おいしい生乳を生産するために人も牛も笑顔になれる環境で、愛情と感謝の気持ちをもって牛を飼育しています」と語るのは、牧場主の柿澤博さん・美里さん夫婦。
酪農を通して「食やしごと、いのち」について子どもたちなどに学んでもらう「酪農教育ファーム活動」をはじめ、いろいろな形で地元の人に受け入れられる牧場づくりを目指しているそう。
柿澤牧場にいる牛は、赤ちゃんを産んで生乳を生産する大人の乳牛から、生まれて1週間の子牛まで全部で25頭。1日も休むことなく早朝から晩まで牛たちの世話をしています。
「名前を呼んで声をかけると牛が応えていて驚きました!本当に愛情をかけて飼育しているんだなと。365日休みなくというのはまさに子育てと同じ。毎日当たり前のように牛乳を飲んでいましたが、意識が変わりますね」(佐藤美由紀さん)

エサやりから搾乳まで子どもたちも体験!
牛とふれあって見えてきたこと

柿澤さん夫婦と一緒に、さまざまな仕事をプチ体験。実際に体験して、はじめてわかることもたくさんありました。

●エサやり

エサやり柿澤牧場のエサやりは1日2度行う搾乳の前後とお昼の計1日5回。牧草や栄養豊富な飼料トウモロコシ、麦わらなどを季節やお乳の出方によって配分や量を調整しながら与えているそう。

●牛舎の掃除

掃除牛たちがエサを食べている間に牛舎を掃除。集めたフンや尿は発酵させて堆肥にします。「牛の健康を考えて常に清潔に保っているんですね。においにもとても気を遣っていると聞き、すごいと思いました」(沖樹莉亜さん)

●搾乳

搾乳搾乳は、朝7時と夜6時の1日2回。「ミルカ―」という機械を使って行います。手搾りでの体験を行った佐藤さんは「思ったより難しかったですが、生乳はこうやって搾乳されることで生産されているんだと実感しました」とのこと。

親子で搾乳親子で搾乳を体験!

ふれあい牛の心音を実際に聴いたり、牧場で飼われている羊ともふれあいました。

子ども大喜びエサやりに大喜びの子どもたち。「あっちの牛はエサが少ないね」と、どの牛にもまんべんなくあげていました。

エサ住宅街の中心に牧場をもつ柿澤牧場は堆肥づくりにもこだわっています。「さらさらでにおいがしない!」とママ達も驚き! 堆肥はホームセンターを通じて、近隣の家庭菜園などで使われています。

意外と知らない!?国産の牛乳や乳製品が安全安心に届く仕組みとは?

牧場で搾乳された生乳は、その後、どんな過程を経て消費者の手に届くのか?教えてもらいました。

●酪農家が搾った生乳は、まずは牧場でチェック

酪農家が搾った生乳は、まずは牧場でチェック鮮度を保つため、搾乳した後は空気に触れることなくパイプラインを通ってバルククーラー(生乳冷却装置)で保管されます。その生乳はタンクローリー車で集められますが、そのときにさまざまな検査が行われます。

●クーラーステーションでチェック

クーラーステーションでチェック生乳は、タンクローリー車内で冷却されたままクーラーステーション(牧場から集めたミルクを一時貯蔵するための施設)へ運ばれます。

安全が確認されたものだけが、乳業メーカーの工場まで運ばれますクーラーステーションでさまざまな受け入れ検査を行い、安全が確認されたものだけが、乳業メーカーの工場まで運ばれます(乳業工場に直接運ばれる場合もあります)

●乳業工場でチェックして、小売店へ

乳業工場でチェックして、小売店へ乳業メーカーの工場へ運ばれた生乳は、受け入れ時の検査後に加熱殺菌され牛乳パックや瓶に詰められて牛乳になったり、乳製品に加工されたりします。製品検査をしたら出荷され、販売店、そして消費者の手もとに届きます。

普段、なにげなく飲んでいる牛乳が、こんなに長い旅を経てわが家に届いているなんて、驚きです。その裏にある酪農家の努力を垣間見ると、いつもの牛乳がぐんとおいしく感じられそうです。

●柿澤牧場

柿沢牧場牛の健康を重視した飼育はもちろん、酪農教育ファーム活動など地域に溶け込む牧場経営を行っています/神奈川県茅ケ崎市甘沼245 ☎0467・54・8355

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【応募規約】
・ご応募は日本国在住者(登録住所が日本国内)の方に限ります
・賞品の換金および権利の譲渡はできません

●問い合わせ先 
(一社)中央酪農会議  HPはこちら