今でこそスマートフォンでの撮影をはじめとしたデジタル写真が主流ですが、ちょっと前まではカメラで撮影したものをフィルム現像していましたよね。当時の懐かしい写真、みなさんはどのように保管されていますか?
すべての画像を見る(全10枚)今回は、自身もアラフィフ世代で整理収納アドバイザーの小林志保さんに、50代からの貯まったアナログ写真の整理術を教えてもらいました。
写真整理で手放せるもの
忘れていた思い出をよみがえらせてくれるたった一枚の写真の存在。子どもが生まれて、楽しく幸せな気持ちを残したくて私も写真をたくさん撮っていました。
今の時代はカメラ機能の性能がよくなりスマートフォンでデータとして残している方が多いと思いますが、私たちの世代は紙ベースで写真を持っている方も多いと思われます。そんな紙ベースの写真が整理もできずに、無造作に放置されたままになっていたわが家の写真をこの度スッキリと整理してみました。
●スタートは無造作に溜まった写真の整理から
プリントアウトされた写真はどうしても整理が間に合わず気づけば何年も手つかずで放置したままだったものがあります。
「いつか時間があるときに」と思いつつも手つかずだった写真の整理は、残しておきたいものや手放してもいいものかを区別するところから始まります。
●捨てると困るかも?と思って取っておいたネガ
カメラ屋さんに現像を頼むともれなくついてくるネガ。いつか必要になる? となんとなく写真と一緒に保管していました。
デジタル時代の今ではこのネガの存在を知らない人もいるのではないでしょうか? 今まで一度も必要になったことはなく、これは処分しても大丈夫なものと判断。なんとなく懐かしさも感じるこのネガですが、必要でないものなので手放すことにしました。
●現像したときに付属されていたフォトアルバム
カメラ屋さんから無料で頂いたフォトアルバム。写真を入れて保管をしていましたが、なかには使用せずにそのまま持っていたものも数冊ありました。
無料でもらえることからの気軽さやアルバムとしての機能から、もしかしたら使えるかも? と手放せなかったもののひとつでしたが、付録的な存在のアルバムなので、見た目や使い勝手を考えて手放すことに。
●幼稚園や学校で購入したときのまま保管していた写真
幼稚園や学校で購入した写真を袋から取り出すことなくそのまま保管していた写真。
じつはこの封筒が意外とかさばり、写真整理の邪魔になっています。封筒の中身の写真を取り出して封筒はそのままゴミ箱へ。
●ピントがずれてる、家族以外の人が写っているもの
たくさんある写真のなかで、ピントのズレてる写真や、どこで撮ったのかを思い出せない風景写真などは手放しても問題ないと思います。
家族以外の親族やお友達の写真もありましたが、これはお相手にお渡しするなどして手放すことにしました。