意外と難しい観葉植物の水やり。水をあげすぎて枯らせてしまうことも。
ライフオーガナイザーの下村志保美さんは、底に水を溜めておいて、植物自身の水を吸い上げる力に任せるプランターを使っているそう。詳しく伺いました。
ドイツ製の底面灌水機能つきプランターで水やりの悩みが消えた!
観葉植物が大好きで自宅にも事務所にもいくつか置いてありますが、気をつかうのは水やりのタイミング。つい心配であげすぎてしまうと根腐れを起こして枯れてしまうし、それが不安で今度は放置しすぎて枯れてしまう。
また水やりをするタイミングは表面の土が乾いてから、鉢底から水が流れるくらいたっぷりと…とよく言われるものの、大きな鉢だとベランダなどに移動させるのも大変です。
そんな悩みを解決してくれたのが、「レチューザ」という灌水機能のついたプランターでした。
●プランターの底に水を溜めておけるので、水やりしなくていいんです
植木鉢は多層構造になっています。
鉢カバーの部分。そして水を溜める部分があり、その上に土を入れ植物を植えるパーツがあります。
たくさん水をあげるとこの足の高さ分の水を溜めておけるので、毛細管現象を利用して水が土に吸い上げられる仕組みです。
たとえば土に植わっている木であれば、雨が降ったらもちろん葉からも給水しますが、主としては地中に蓄えられた水分を根が吸い上げています。
それと同じ原理を利用したのがこの植木鉢なんです。
●水やりタイミングが一目でわかります。
難しい仕組みはおいておいて…。この植木鉢のいいところは水やりタイミングが目に見えること。
このような赤い棒がありこれが下まで下がったら水やりのサイン。そして水やりをするとこの棒が上に上がってきてMAXというメモリまで入れればOK。
水をあげすぎて腐らせてしまうことも、逆にたりなくて枯らしてしまうこともありません。
●観葉植物のセットは想像以上に簡単
購入前は「灌水式?」なんだか設定や組み立てが難しそう…と少し不安でしたし、
届いたセットにはいくつかパーツがあり「面倒かも?」と思ったけれど、実際に手を動かしてみるとイラスト通りに組み立てていけばいいだけ。
大きな植木の植え替えは重くてちょっと大変ですが、そのあとの水やりのラクさを考えればなんてことないです。
●プランターは色や形、大きさが多種多様
水やりの仕組みは同じですが、自分の好みに合わせて多種多様なカバーがあります。
丸いもの、四角いもの、植物の高さが出せるよう下の部分が空洞になっているもの。
高さが出せるタイプのものは下半分は空洞なので土の量が少なくてすみます。
色も選ぶことができます。わが家は玄関にはストーングレイ、室内は白を置いています。
またプラスチック製のため、軽くて取り扱いがラクなところも気に入っています。
価格は通常の植木鉢に比べると正直「高い!」と感じます。最初は「もったいないかなぁ」と購入を躊躇しましたが、ひとつ買ってみたらあまりの便利さにほかの植木鉢もどんどん買い替えたくなり、予算的に一気には難しいので毎月少しずつ買い替えています。
毎日水やりをしなくていいので、旅行や出張、入院などの際に助かります。
室内の観葉植物の水やりにお困りの方、ぜひお試しくださいね。