実用書コーナーでは「つくりおき」が大ブーム。でもやっぱりできたてを食べたいという家族も多いはず。

そこでここでは、夕飯と翌日のお弁当で2回楽しめるワザありの「アレンジレシピ」をご紹介。翌日の下準備まで一度でできるから、忙しい人にはありがたい! 教えてくれたのは、ネットなどで精力的にレシピを発表し続ける泉山裕子さんです。

ミートソーススパゲティとナスの肉詰めのアレンジレシピ

ミートソーススパゲティとナスの肉詰めのアレンジレシピ
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1日目はみんな大好きミートソーススパゲティ。

お弁当にぴったりなナスの肉詰めに

2日目には、お弁当にぴったりなナスの肉詰めに早変わりします。

【材料(スパゲティと肉詰め4人分)】

<ミートソーススパゲティ>
スパゲティ 300g
ひき肉 500g
ニンニク 1片
タマネギ 1個
ニンジン 1/2本
薄力粉 大さじ2
A[酒大さじ3 トマト缶1缶 コンソメ大さじ1 ローリエ(あれば)2枚]
しょうゆ 大さじ1
オリーブオイル 大さじ3
塩・コショウ 各少々
粉チーズ・イタリアンパセリ(お好みで) 適量

<ナスの肉詰め>
ミートソース 150g
ナス 2本
オリーブオイル 大さじ3
塩・コショウ 少々
チーズ 適量
トッピング用のグリーンピース(お好みで) 適量

[ミートソーススパゲティのつくり方]

ニンニクとタマネギとニンジンをみじん切りにする

(1) ニンニクとタマネギとニンジンをみじん切りにする。

(2) フライパンにオリーブオイルを熱し、弱火でニンニクを炒め、香りがしてきたら中火にして、タマネギとニンジンを加えてしんなりするまで炒める。

(3) ひき肉を加えて更に炒め、肉の色が変わったら薄力粉を加えて粉っぽさがなくなるまで炒める。

肉の色が変わったら薄力粉を加えて粉っぽさがなくなるまで炒める。

(4) Aを加え、沸騰したら弱火にして時々混ぜながら煮汁がなくなるまで煮つめる。

時々混ぜながら煮汁がなくなるまで煮つめる。

(5) 塩・コショウで味をととのえて、ローリエを取りのぞく。
※ここで肉詰め用のミートソース150gを取り出しておく。

(6) 袋の表示どおりにスパゲティを茹で、(5)に加えて混ぜ合わせてから器に盛りつけ、お好み粉チーズやイタリアンパセリをトッピングする。

[ナスの肉詰めのつくり方]

ナスの肉詰めのつくり方

(1) ナスは3cmほどの輪切りにしてから、底が抜けないようにスプーンで中身をくり抜く。中身は粗みじん切りにし、外の部分は10分ほど水にさらして水気をふきとる。ナスは切る幅をお弁当箱の高さに合わせると、きれいに詰められる。

(2) (1)の中身の部分をオリーブオイル大さじ1を中火で熱したフライパンで軽く炒める。塩・コショウをしてから取り出して粗熱が取れたら、分けておいたミートソースと混ぜ合わせる。

フライパンで軽く炒める

(3) (2)のフライパンにオリーブオイルオイル大さじ2をたして、(1)で水気をふきとったナスのくり抜いた面を下にして5分ほど焼き、裏返して更に3分焼く。ナスの大きさによって時間を調整。全体に火がとおったらOK。

ナスの大きさによって時間を調整

(4) (3)のナスに(2)のミートソースをこんもりとつめて、チーズをのせてからオーブントースターで5分ほど焼く。チーズが溶けたら完成!

ミートソースをこんもりとつめて

(5) お弁当の色合いなどを見ながら、お好みでグリーンピースをのせる。赤が足りないときは、小さく切ったニンジンをのせるのもオススメ。

ナスの肉詰めはかくし味に酒やしょうゆを加えているので、意外にも和のお弁当とも相性よし。「お弁当箱に合わせてナスの大きさを選ぶと、きれいに詰められます。キッズ用には長ナスなど細めのものを選ぶと、ひと口サイズで食べやすく仕上がります」。