●ワクチン1回目の接種後に39℃の発熱

その意見に私も同意し、1回目の接種を行ってきました。会場にはたくさんの40代と見られる方がいらっしゃっていて、全体的な年齢層が想像していたより若かったことが印象的でした。とても効率よく予約時間ごとに整列し、接種までの段取りが組まれていたことも驚いたことのひとつです。

私が摂取したのはモデルナ製のワクチンでしたが、摂取前には医師の先生の予診もあり、このときに初めて、抱えていた不安なども聞いていただくことができました。

38.9℃を示す体温計
ワクチン1回目の接種後に発熱
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いちばん心配だったのは副反応です。当日はとくに変化はなく腕の痛みも感じませんでしたが、翌日のお昼頃から倦怠感と悪寒が走り、39℃近い発熱がありました。

横になる猫
2匹の愛猫と一緒に寝込むような状態に

同時に、接種側の腕から首にかけて、ひどく寝違えたような痛みと頭痛に悩まされその日は、1日猫とぐったり寝込むような状態に。

温かい蕎麦がゆ
発熱時は蕎麦がゆをいただきました

夜も寝苦しくつらさを感じましたが翌日にはかなり熱も下がり、その日の夜には回復というような経過をたどりました。

スイカと洋梨型の氷のう
高熱時に役立った氷のう

過去にコロナ感染した人は1回目の接種で2回目と同じ効果があるという報告もあるそうなので、1回目にしてかなり重く反応が出たのかもしれません。

●2回目の接種は、経験を踏まえ仕事を調整中

ドラマの台本
出演しているドラマの台本

4週間後の2回目の接種は、今回の経験を踏まえてドラマの撮影前日と前々日は避けるよう予約を入れることにしています。

ワクチンの反応も、コロナ感染の症状も本当に人それぞれで、まだまだわからないことだらけの現在。この時代を生きている私たちの戦いは始まったばかりなのだと覚悟し、少しでも感染のリスクを減らしていく道を探していくしかないのではないでしょうか。

コロナは簡単に人の命を奪ってしまう可能性がある恐ろしいウィルスであることは確かです。今このやりきれない時間が1日でも早く収束してくれることを願っています。


【川上麻衣子さん】

女優。1966年生まれ。14歳でデビューし、数々のテレビ・映画・舞台に出演。愛猫家としても有名で、2018年に仲間とともに一般社団法人「

ねこと今日 Neko-to-kyo」を立ち上げ、理事長を務める。2019年千駄木にサロン「Maj no ma(まいの間)」をオープン。YouTubeチャンネル「川上麻衣子ねこと今日neko-to-kyo」にて動画も配信中。著書に『彼の彼女と私の538日 猫からはじまる幸せのカタチ』(竹書房刊)など