ESSEでは、手間を省いて、けっして無理をせず自分たちに合ったちょうどいいシステムで暮らしを回す「適当家事」を提案しています。
今回は忙しい日々のなか、“無理せず暮らしを豊かにするための工夫を重ねている人”を応援する「ESSE暮らしグランプリ2021」でグランプリを受賞したharuさんの、上手な手間の省き方と家族の巻き込み方をご紹介します。
家事の手間は省き、子どもたちにまかせたら家族の笑顔が増えた!
家族を上手に巻き込みながら、暮らしを楽しんでいるharuさん。過去には、掃除も片づけも苦手で、悩んでいた時期もあったそう。
「片づけてもすぐにリバウンドして、家の中はごちゃごちゃ。夫と話し合い、子どもにまかせられることはまかせ、私ひとりで抱え込まないことに決めました。収納も完璧を目指さず、“ズボラでも続く”を優先して改善。気がつくと、気持ちに余裕が生まれ、暮らしが心地よく回るように」
haruさんがどのように暮らしを変えていったのか、具体的に教えてもらいました。
●休日はホワイトボードで家族会議
休日の朝は家族会議を開き、やりたいこと、やるべきこと、タイムスケジュールをホワイトボードに書きます。「書記は長男が担当。こうしてみんなで話し合うと、やるべきことも自分のこととして、自発的にできるように」
●家事をまかせるときは、得意なことを聞く
家事分担は、いきなりまかせるのではなく、最初にそれぞれの得意なことや好きなことを聞くことに。「長男は掃除機がけ、長女はふき掃除、二女は洗い物が得意。好きなことは上達も早くて、積極的にやってくれるようになりました」
洗濯を土日は子どもにまかせるため、洗剤は投げ入れるだけのジェルボールに。「マグネットつきケースに入れ、取り出しやすいよう洗濯機にはりつけています」
●献立リクエストシートで自分はラクに、家族は楽しく
「毎日献立を考えるのが大変なので、献立リクエストシートをつくって家族にも考えてもらうことに」。できるだけ取り入れるようにすると、献立は立てやすくなるし、家族も喜ぶから、料理のモチベーションもアップ!
このほかにもESSE12月号の「これが私たちの『適当家事』!」では、上手に手間を省いて、自分たちに合ったちょうどいいシステムで暮らしを回している人を紹介しています。ぜひチェックしてみてください!