もっと運気を上げたい!そう願う人たちに寄り添ってきた開運鑑定士・村野弘味さん。最近は、フジテレビ系で毎週水曜日の夜10時から放送中の『突然ですが占ってもいいですか』でも大人気の占い師です。『絶対!運がよくなる 家相・方位占い』という近著もある村野さんが、自宅の写真をもとに、すぐに実践できる「運のいい家」にする方法を語ります。ポイントは、家をきれいに保つこと、そしていい時期に、いい方位に旅行や引っ越しをすること!
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いちばん大事なのは、家をきれいに保つこと部屋は明るくすることで吉!換気して気の入れ替えも忘れずに!ゴミ箱やトイレ。悪い気を出すものにはフタをする!壊れたものは捨て、好きなものを飾ることで前向きになれる方位からエネルギーをもらう「方位取り」も大事!いちばん大事なのは、家をきれいに保つこと
散らかっていた部屋を掃除すると、スッキリとした気分になりますよね。これは、よどんでいた「気」が、よくなったことの表れです。
掃除をすることによって、ゴミやホコリだけでなく、停滞していてけがれた気も取り除くことができます。家の中でもとくに運気の出入り口となる玄関、気を整える場所である寝室は、いつも清潔にしておくことが大事です。
こちらは自宅の玄関です。靴を出しっぱなしにせず、横につくった収納スペースへ。玄関マットは、できるだけ質のよいものを置いてください。そして観葉植物を置けば、入ってくる悪い気を浄化しています。
部屋は明るくすることで吉!換気して気の入れ替えも忘れずに!
水槽の水を換えないまま放置しておくと、水は緑色に濁ってしまいます。それと同じように、換気をしないと、家の中の気がとどまり続け、汚れた水槽のような状態になります。
そうならないためにも、起きたらまずは窓を開け、気の入れ替えをしてください。
こちらはわが家のリビング。大きな窓から日差しが降り注ぎます。太陽の光にはパワーがるので、過ごす部屋はできるだけ明るく。東や南からの光をたっぷり取り込むことで、家の運気も上がっていきます。
太陽に光が入りにくい、昼間でも暗い部屋は、明るめの照明に替えて吉。また、窓のないトイレや浴室は、こまめに換気扇をつける習慣を。
普段過ごしている部屋には、空気清浄機や観葉植物を置いてください。空気の浄化や、循環に役立ちます。
ゴミ箱やトイレ。悪い気を出すものにはフタをする!
ゴミ箱はフタつきのものを使ってください。トイレの便座のフタも、使い終わったら閉めるようにしましょう。
フタを閉めても、トイレには悪い気がたまりがちです。ですから、湿気を吸いやすい本や雑誌などは、置いておかないように。また、時計を置くと「時」に関して悪い影響が。カレンダーを置くと、計画が流れやすくなるといわれています。
壊れたものは捨て、好きなものを飾ることで前向きになれる
調子の悪い家電製品を「もったいない」とずっと使っていませんか?ごまかしながら使っていると、人生も「ごまかしの人生」になっています。
食器は、口から入れるものを盛りますから、欠けたものを使っていると、健康運に影響します。ものが壊れるときは、気の流れが変わるとき。「今までありがとう」と感謝して処分してください。
こちらは、好きなインテリアに囲まれたダイニングキッチン。右手に飾っている絵は、昔、仕事がうまく行ったときに購入した思い出のもの。海の絵を飾ることは、浄化の意味もあります。光が入りにくい場所なので、照明も明るめにしています。
好きなものや、心がホッとするものを飾ると、運気も上がって前向きな気分になれます。
方位からエネルギーをもらう「方位取り」も大事!
自宅から見て、いい方位へ旅行に行くと、いいエネルギーをもらうことができます。これを「方位取り」といいます。
家を整えていても、日々の生活のなかで、なにかしらのストレスが心と体に蓄積されていきます。それをリセットすることができるのです。
方位取りは、吉方位に旅行すればいいのですが、より効果を上げるには、自宅から100㎞以上、離れた場所を目的地にしてください。一方、絶対に避けるべき大凶方位というのもあります。もし知らずに、その方位に旅行に行くと、運気はダウンしてしまいます。
そうならないためにも、自分にとっていい方位、悪い方位をちゃんと知って旅行の計画を立ててください。
吉方位は、その人の生年月日や時期によっても変わります。近著の『絶対!運がよくなる 家相・方位占い』には、生年月日からわかる、「吉方位表」があります。こちらのチェックをしてみてください。
絶対!
●教えてくれた人/村野弘味さん
家相家、方位学、九星気学、四柱推命、心理学などをもとしにした「村野流開運術」で、これまでに延べ2万8000人を鑑定。運気の上がる土地の購入、自宅の建築のアドバイスには定評がある。最新著書は『絶対!運がよくなる 家相・方位占い』(扶桑社刊)。監修した『とにかく「運のいい家」住みたい!』(扶桑社刊)も話題に
撮影/山川修一