フジテレビ「ノンストップ!」のコーナー「ノンストップ! ESSE」。プロデューサーの吾妻聖子さんに、コーナーの裏側を紹介してもらいます。

今回は春の味覚、旬のカツオの簡単漬けについてです。

笠原将弘さんに教わる!カツオの漬けレシピ

スタジオの様子
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あっという間に春が終わり、もう夏の気配を感じますね。新生活を始めた方も、自分の立ち位置ができて、居心地がよくなってきたところでしょうか。

ノンストップも、4月のバタバタから少しずつ解放され、やっと通常運転な感じが出てきました。新しくやってきたスタッフも仕事に慣れてきて、ペースがつかめるようになってきた感じです。

春から夏にかけてのこの時期は、おいしいものがたくさんありますよね! ESSEコーナーでも、今の時期はネタに困ることがありません。

なかでも私が大好きな食材は「カツオ」! 今の時期に出回るカツオは初ガツオなので、脂も少なくあっさりとしていて、たたきやお造りで食べると最高ですよね。先日のおかず道場ではそんな「カツオのたたきニンニクソース」をご紹介しました。

たたきというと、ポン酢とショウガ、ニンニクで食べるのが王道ですが、今回のニンニクソースも絶品です! 一気にご飯が進むご馳走になります!

笠原の眼 カツオの漬け

そして、注目してほしいのは、今回の「笠原の眼」。今回初めて「漬け」について詳しく放送しました! これが本当におすすめなので、ご紹介したいと思います。

●漬けダレは、しょうゆとみりんが2:1

お魚料理

笠原さんの漬けダレは、しょうゆとみりんが2:1、これを混ぜ合わせるだけです。よく、みりんのアルコールを飛ばすのに煮きる(一度沸騰させて冷ます)というレシピがありますが、その必要はありません。

笠原さんも、「お好みで」とおっしゃってましたが、私はここにおろしショウガと少しのおろしニンニクを混ぜ合わせ、ここにお刺身状態のカツオを漬けます。15分以上置けば当日でもおいしくいただけます。当日はそのまま食べるのがおすすめとのこと。

●一晩漬け込んで、漬け丼やお茶漬けに!

漬け丼やお茶漬けがおすすめ

そして、一晩漬け込んだものは、漬け丼やお茶漬けがおすすめとのことです。

またまた私の話になりますが、私、このカツオ茶漬けが大好きなんです! 漬けのカツオを、ほかほかご飯に乗せて、ゴマやミョウガ、ネギ、刻みのりなどお好きな薬味を置いて、熱々のカツオだしをかけるだけ。

表面だけ色が変わった漬けのカツオが、ねっとりとした食感で、漬けダレもだしに溶け出して、本当に絶品です。私はカツオを買うとき、茶漬け分を別に取っておくくらいです(笑)。一人のテレワークのランチにも最適なので、ぜひぜひつくってみてください。

●2日たったら、竜田揚げやバター焼きに

竜田揚げやバターソテーがおすすめ

そして、漬けにして2日たったものは、さらに味が染みているので、竜田揚げやバター焼きにおすすめとのこと。片栗粉をまぶして揚げ焼きにすれば竜田揚げになりますし、バターで焼くのも簡単ですよね。しっかりとした味がついている分、調理もうんとラクになります。

カツオは足の速い魚なので、早く食べなきゃと思ってしまいがちですが、漬けにすることでいろんな楽しみ方ができます。今回はカツオでつくりましたが、ほかにもお刺身が余ったら、しょうゆ:みりんを2:1で漬けにしてみてください。今しか味わえない旬のお魚だからこそ、いろんな方法でおいしくいただきたいですよね。