「けんりつ」と読み間違えられやすいですが、正しくは「こんりゅう」です。
建築、再建、建造物など「建=けん」というイメージが強いうえ、「立=りゅう」という熟語は数えるほどしかないため、「建立=こんりゅう」はピンとこない人もいるのではないでしょうか。
国家などを「築き上げる」という意味で使う場合は「けんりつ」と読むこともありますが、使う場面はあまり多くありません。「こんりゅう」と読むのは寺院や塔などをつくり上げる場という意味のときで、こちらを見る機会がほとんどだと思います。
寺院めぐりで建立の文字を見た際はぜひ心の中で「こんりゅう」とつぶやいてみてみてくださいね。