●その3:不眠対策をする

布団でのびをする女性
※写真はイメージです
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睡眠不足と、食欲抑制ホルモンのバランスは深く関係しています。母はもともと睡眠が浅かったため、ダイエット以前は、睡眠導入剤や寝酒に頼ることもありました。睡眠が十分に取れなかった翌日は、食べても食べても満足しにくく、ついダラダラと食べてしまっていたようです。

私自身も、年子の子どもたちの夜泣きがひどい時期は、いつも寝不足で、その頃はダイエットどころではなく、常に何か口にしていました。今年に入ってから、2人ともとくに睡眠強化を心がけたところ、ダイエット効果だけでなく、メンタル的にも落ち着き、すごく変化が出ました。

睡眠不足の翌日は、ついつい食べぐせがついてしまう→食べてしまったことへの罪悪感が生まれる→罪悪感を消すように運動をがむしゃらにする→余計睡眠が浅くなってしまうことも…と、負のループでしたが、しっかり寝れるようになってからは、間食欲もぐっとお互い減ったように感じます。

睡眠改善対策でしたことは、

・寝る1時間~2時間くらいのタイミングで湯船に浸かる
・朝起きたらまずカーテンをあけて太陽を浴びる(冬は真っ暗なので明るくなってから少し外に出ます)
・寝る前になるべくスマホを持ち込まないようにする
・夜に考えごとをしない、悩みは翌朝に持ち越すようにする

こんな感じです。

光で起こしてくれる目覚まし時計
光で起こしてくれる目覚まし時計

すべてしっかりこなせているわけではありませんが、上記で挙げた以外でも、最近目覚まし時計を音ではなく光る目覚まし時計に変えてみたり、枕元にアロマストーンを置いてみたりと対策を練っています。

●寂しさやストレスを食べ物で補ってしまう場合は…

ご紹介した3つのポイント以外にも、たとえば、寂しさやストレスの解消を食べ物で補いがちな方は、食以外でなにか趣味や好きなこと、癒やされることをつくっておくとよいかもしれません。

母も私たち子どもが巣立ったあとは寂しくなり「空の巣症候群」状態に。その後、オカメインコを飼い始め、癒される平穏な日々に変化したそうです。

インコのぬいぐるみとオカメインコ

子どもがいない寂しさでテレビを見ながらついついお菓子に手が進んでいたくせも、ペットたちがいるおかげか手放せたと話していました。

間食は絶対に悪い! ということではありません。特別な時間や行事などで、ときどき取り入れるのはよいと思います。大事なのはメリハリです。つい「ダラダラ食べ」になる自分のくせの理由や傾向をつかんでおくと、間食との距離感をうまく保ち、無理のないダイエットの成功につながってきます。ぜひ参考にしてみてください。