デンタルクリニックでのホワイトニングの種類とメリット・デメリット
強力な美白歯みがき剤が黄ばみを招く原因になるかもしれない…やはり健康的な白い歯を目指すためにはデンタルクリニックで高額な施術を行うしか方法はないのでしょうか?
「審美歯科は高額、施術によっては痛みをともなうと思われている方が大多数だと思われます。でも最近のホワイトニングは比較的に安価で痛みの少ない施術も多く、1回の施術でお好みの白さにできるメニューもありますよ」
以下はデンタルクリニックで行われている主なホワイトニング施術です。また、ホワイトニングは自費治療となり各クリニックで価格は異なります。
●オフィスホワイトニング
すべての画像を見る(全8枚)歯にホワイトニング効果のある薬剤を塗り、光をあてる施術。
「照射タイプのホワイトニングの中には痛みを強く感じるものもありますが、歯茎をしっかり保護し、歯に安全な薬剤を使用することで痛みや不快感は軽減されます。一度の施術でも歯を数段階、白くすることができます」
・デメリット:数カ月でホワイトニング効果消失 歯の状態によって疼痛
・おおよその料金:上下の歯20本 25000円~
●ホームホワイトニング
歯型に合わせてマウスピースを作製、自宅でお好きな時間にマウスピースに薬剤を注入し数時間装着することで少しずつ歯を白くする施術。
「比較的に安価なホワイトニングですが、使用薬剤によって装着時間が約30分~7時間と大きく異なるので注意しましょう。またマウスピース作製後は薬剤のみの購入となります」
・デメリット:繰り返しの施術が必要 洗浄などの手間
・おおよその料金:上下マウスピース+薬剤 25000円~、追加薬剤 3000円~
●ホワイトコート
歯のジェルネイルともいわれるホワイトニング。歯の表面に歯科用プラスチック薬剤を塗り、光を照射して固める施術となります。
「オフィスホワイトニングやホームホワイトニングなどで白くすることができない差し歯や銀歯も希望の白さにできることが特徴です。一度の施術で約3か月、白い歯をキープすることが可能とされています」
・デメリット:歯が噛み合う部位への施術不可
・おおよその料金:上もしくは下の前歯8本 17000円~
日々の歯みがきを見直すことでも歯の白さを保つことができます。それでも歯の黄ばみが気になる場合はデンタルクリニックで相談を。また口腔内を清潔に保つことは感染症リスクの低減になるといわれていることから、しっかりと丁寧なデンタルケアを心がけましょう。