●タイプに合わせたリバウンド対策で一生すっきりした家に暮らす

ひと口に「リバウンド」と言っても、タイプによってその原因はさまざま。まずは自分のタイプとリバウンドを起こす原因を理解することが大切です。
その上で、タイプ別に「リバウンドを防ぐ方法」を教えてもらいました。

・くまタイプ

使ったものを「なんとなく」そのへんに放置しがちなくまタイプ。どんな細かいものでも定位置をしっかり決めるだけでなく、その場所にラベルを貼り、一目でわかるようにしましょう。意識せずに定位置に戻せるようになったら、ラベルははがしてOKです。

・ねこタイプ

ものに対して気持ちが入り込みすぎてしまうのがねこタイプ。リバウンドを防ぐには「もの」ではなく「理想のインテリア」に意識を向けましょう。「かわいいから」「もらったから」ではなく、「インテリアに合うかどうか」を判断基準にすれば、出しておくものを厳選できます。

ものに対して気持ちが入り込みすぎてしまうのがねこタイプ。リバウンドを防ぐには人や自分の気持ちに翻弄されるのではなく「自分の理想のインテリア」に意識を向けましょう。「かわいいから」「もらったから」ではなく「自分の気持ちが上がるインテリア」を判断基準にすれば出しておくものを厳選できます。

・いぬタイプ

「ないと不安」と思いがちないぬタイプは「いくつあればたりるのか」という適正量をつかんでおくことがとても大切。子どもの成長や家族の変化によって適正量が変わるので、ものが増えてきたと感じたら、その都度適正量を見直しましょう。「これで大丈夫」と確信できたら、家は片づきます。

●リバウンドを防ぐために守りたい3つのポイント

リバウンドを防ぐために、日々心がけたいことがあります。

(1) 日々取捨選択する

「これは使う?」「これは好きになれる?」と自分に問いかけながら暮らしていくと、余計なものが増えるのを防ぐことができます。

(2) 違和感に敏感になる

定位置ではない場所にものが放置されている、整理したはずの棚がごちゃついて見えるなど、「なんか変…」という感覚を大切に。そのときがもう一度片づけをするチャンスです。

(3) 無意識の流入を食い止める

安いからつい買ってしまった、タダだからもらってしまった…こんなことを繰り返していませんか?「なんとなく」で増やさないよう、ものに対して意識的になりましょう。

せっかく片づけたのに、いつの間にか散らかってしまうと、自分だけではなく、家族もがっかりしますよね。自分のタイプに合ったリバウンド対策法ですっきり状態をキープして、快適な毎日を送ってくださいね。

もうリバウンドしない! 心理タイプ別片づけ術

』(扶桑社刊)では、タイプの見分け方や、タイプに応じた片づけ方法を詳しく紹介しています。
今年こそ片づけ下手から卒業し、すっきりした暮らしを手に入れてみませんか?