粟
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「濡れ手で泡」と間違えられやすいですが、正しくは「濡れ手で粟」です。濡れた手で粟に触れればたくさん手にくっついてくることから生まれたのが「濡れ手で粟」ということわざです。

粟はクリーム色のプチプチとした穀物で、日本では稲よりも早く伝来し親しまれてきました。しかし最近では五穀、雑穀とひとまとめにされていることが多いため、単体としての粟はなじみが薄くなっているかもしれません。

粟はミネラルやビタミンB1を多くふくむ栄養価の高い食品です。五穀や雑穀を食べる機会があれば、ぜひ粟の存在にも注目してみてくださいね。