皆さんは、部屋にゴミ箱をいくつ置いていますか? 分別をしなければならないけれど、たくさん置くとなにかと面倒。
「ゴミ箱の中を仕切れば、しっかり分別できて床掃除のときにどかせる手間も減りますよ」と話すのは、整理収納アドバイザーの長島ゆかさん。ご自宅で実践しているゴミ箱管理について教えてもらいました。

大きいゴミ箱にゴミ箱2つ
大きいゴミ箱ひとつの中で分別できるアイデアです
すべての画像を見る(全4枚)

大きなゴミ箱の中に、ゴミ箱を2つ並べて入れる!見た目もすっきりします

長島さんのお宅では、リビングの一角に大きなゴミ箱を設置。中をのぞいてみると、細長いゴミ箱がきれいに2つ入っています。

ゴミ箱

「私が住む地域では、燃えるゴミとプラスチックゴミに分別する必要があります。以前は中の白いゴミ箱をそのまま2つ置いていたのですが、床掃除でどかせるのが手間に感じるように。そこで、この2つがぴったり入る大きめのゴミ箱を探して入れてみたんです」

1つにまとめることで、ゴミを分別して捨てる機能はそのままに、ゴミ箱をどかせる手間は半減。

ゴミ箱2つ

それぞれのゴミ箱には「燃える」「プラ」というラベルをはったクリップをつけて、家族が間違えて捨てないようわかりやすくしています。

「ぴったり合うサイズのものを探すのは少し大変ですが、インターネットで目当てのサイズを入力して検索してみるといいかもしれません」

●ゴミ箱の底には100円ショップのキャスターを設置

長島さんは、ここからさらにひと工夫。スムーズに移動させられるよう、ゴミ箱の底にキャスターをつけてプチDIYしています。

ゴミ箱にキャスター

「DIYといっても粘着テープではるだけなので本当に簡単。ダイソーの『ラクラク ピタッ! とキャスター』という商品です。360度回転ではなく前後だけ動くキャスターなのですが、掃除のときに動かすだけなのでこれで十分。キャスターをつけることで、ゴミ箱をわざわざ持ち上げずにすむようになりました」

ただでさえ気乗りしないゴミ集めやゴミ箱管理は、できるだけラクに簡単に! 長島さんのテクニック、ぜひまねしてみてください。