その日使った金額を把握するために、家計簿をつけるけどいつのまに続かない。月末にレシートと格闘するのも面倒。財布の中はいつもレシートやカードでパンパン…。
そんな面倒な管理をラクにしてくれるアイテムをご紹介します。無理しない家事を研究するライターの三條凛花さんに、セリアのグッズを使った簡単な収納術について教えてもらいました。

セリアのグッズでレシート収納がラクちんに。一目でわかるスケルトン空中収納が便利

管理しづらいものの収納を考えるとき、ぜひおすすめしたいのが「スケルトン空中収納」です。これは、透明なグッズを使って、床や棚に置かない収納をつくることを指します。

手軽に取り入れやすいアイテムのひとつが、セリアのウォールポケット。

●セリアのウォールポケットはお金管理にとても最適

ウォールポケット
100円商品だから、手軽にお試しできます
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ウォールポケットにはいくつか種類がありますが、ここで使うのは「ウォールポケット クリア21」という商品。7個×3列、合計21個のポケットがあります。ポケットの大きさは名刺サイズです。

「ウォールポケット クリア21」は、こまごましたものをたくさん管理したいときに使えます。わが家では、子どもグッズの収納を中心に活躍。この記事では、どなたでも実践しやすいように、お出かけ時の「お金グッズ」にまつわる収納をご提案したいと思います。

大切なのは置き場所。帰宅後にすぐに立ち寄る場所を選ぶのがおすすめです。たとえば、荷物をそのままクローゼットに片づけるなら、クローゼットの扉裏に。リビングに一旦置くなら、リビング収納の扉裏などにつけると便利です。

スケルトン収納

それでは、お金グッズをすっきり整理する「スケルトン収納」のアイデアを2つご紹介します。

●日づけや曜日を入れるとレシート整理が劇的に楽になる!

まずは、ウォールポケットを使ったレシート整理です。

下準備は、ポケットに「日づけ」または「曜日」を書き込んでおくこと。私は、ウォールポケットに数字のスタンプを押し、1日~31日までの日づけを入れています。縦1列で7日分入れられるので、月曜から日曜までの曜日を記入して、週ごとの管理にすることも可能。

使い方はとっても簡単です。もらってきたレシートを、今日の日づけのポケットに入れるだけ。帰宅後、ほんの数秒でレシート整理がすみます。

壁にウォールポケット

家計簿をつけている方は、未記入のレシート管理がとてもラクになりますよ。また、家計簿をつけていない場合でも、どの日にお金を使っているのか把握しやすくなるので、節約につながるでしょう。

ウォールポケットにレシート

ただし、ウォールポケットは、21日分なので、30~31日分のレシートをためるには、2枚のウォールポケットが必要です。

ものぐさな性格だなあと思う方は、4枚用意するのがおすすめ。2か月分のレシートがすっきり収まります。前月のレシートを家計簿に転記していない状態でも、そのまま翌月のレシートをためていけますよ。

●2軍のカードがひと目で選べるようになる!

次におすすめしたいのが、カード収納。「ウォールポケット クリア21」は、ポイントカードやクレジットカード、キャッシュカードなどを入れるのにぴったりのサイズです。

お持ちのカードの枚数が、お財布のポケット数より多い。そんな方がほとんどではないでしょうか。そこでおすすめしたいのは、カードを「1軍」と「2軍」に分けること。

【「1軍」の目安】

・急に必要になったときのために持っておきたいカード類
(運転免許証やメインで使っている銀行のキャッシュカードなど)

・週に1回以上出かける場所のポイントカード
(スーパーやドラッグストアなど)

この1軍のカードはお財布にいつも入れておきます。

【「2軍」の目安】

・月1回以下しか利用しないカード類
(美容院のポイントカードや、商業施設内のお店のポイントカードなど)

・めったに下ろさない銀行のキャッシュカード

・めったに行かない病院の診察券

などです。2軍のカードは、ウォールポケットを使って空中収納しましょう。

ウォールポケットにカード

このように、出かける前や持ち物を準備するタイミングで確認するくせをつければ、必要なときに忘れにくくなります。

セリアの「ウォールポケット クリア21」は、お金まわりの持ち物を整理するのにとても便利です。ぜひ試してみてくださいね。