普段よりおっくうになりがちな、夏の家事。とくに、暑い日に汗だくでお掃除…なんて、想像するだけでもつらくなります。
とはいえトイレなどの水回りは汚れが溜まりやすく、定期的な掃除が欠かせません。暑い日でもこまめにできる効率のよいトイレの掃除術を、知的家事プロデューサーの本間朝子さんに教えてもらいました。
トイレ掃除は、換気扇の汚れを必ずチェックするべし!
暑い時期はとくに、トイレのモワッとしたにおいが気になるもの。
「忘れがちですが、まずは換気扇をチェック。衣類の繊維などのホコリがたまっていると、換気扇を回しても空気が循環せず、においがとどまったままになります」
また、トイレのにおいのもとは、おもに尿はね。便器そのものはもちろん、スリッパ、マットなどにも尿がはねるので、気軽に洗ったりふいたりできるタイプにするのも効果的です。汚れをためないための対策を徹底して!
●トイレの換気扇をしっかり掃除しておく
すべての画像を見る(全4枚)衣類を着脱するトイレはホコリが立ちやすいため、換気扇もときどき確認を。
「電源を切って表面のホコリを掃除機で吸い取り、カバーを外してふきます」
「内部も、目につくホコリを掃除機で吸えばOK!」
●<ちょい掃除>フチ裏はビニール手袋で洗剤を塗り広げる
便器のフチ裏には、ガンコな汚れがたまりがちになり、においの原因に。
「トイレ用中性洗剤をフチ裏に吹きかけ、使い捨てのポリ手袋をはめた手でしっかり広げましょう」
※以下に紹介する洗剤のような塩素系や酸性の洗剤は手袋をしていても直接触るのを避けてください。
【本間さん推しグッズ】スクラビングバブル超強力トイレクリーナーフチ裏にもかけやすい形状。
「強力なので、汚れをためてしまったときにもおすすめ。この洗剤なら塗り広げなくても、99.99%除菌できますよ」
・400g ¥230(スクラビングバブル/ジョンソン)
●<ラクラク予防>マットやスリッパは洗えるものに
マットやスリッパにも見えないうちに尿が飛び、においの原因に。
「トイレグッズを買い替えるタイミングなら、洗える素材やふきやすいビニール製にするのがおすすめです」
※塩素系漂白剤など「混ぜるな危険」の表示がある洗剤は、酸性のものと混ざると有毒ガスが発生します。クエン酸など酸性のものと混ぜるのはもちろん、酸性洗剤の直後に使うのも避けてください。また、各種洗剤を使用する際は、ゴム手袋などを着用してください。
※紹介したアイテムの価格(税抜き)は撮影時点での編集部調べとなり、変動の可能性があります。ご了承ください。